ID:25223

特集陳列「漢・北朝の俑」

会場

東京国立博物館

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会期

2008年9月2日(火) ~ 2008年11月30日(日)

展覧会概要

特集陳列「漢・北朝の俑」 トクシュウチンレツ「カン・ホクチョウノヨウ」

人形といえば、愛玩・観賞用と思われる方も多いでしょう。しかし、「俑」と呼ばれる中国古代の人形は、死者に捧げる副葬品でした。秦の始皇帝陵付近で出土した兵馬俑は、そのもっとも有名な例です。秦につづく漢や北朝(5~6世紀、華北に拠った諸王朝)でも大量のやきものの俑が作られました。この時代の俑は、等身大だった秦の兵馬俑に比べて、ずっと小さく、侍従・武士・演奏者などの役割や性別によって、姿形や表情の違いがより豊かに表現されるようになりました。番犬・豚などの動物や、牛車の俑も盛んに作られます。この特集陳列では、漢・北朝の俑の多様性と、その背景にある「あの世の暮らしまで積極的に楽しもう」とする当時の人々の活力を感じ取っていただきたいと思います。

休催日
月曜日(ただし、月曜日が祝・休日の場合は開館、翌火曜日休館)
観覧料
一般600(500)円、大学生400(300)円
※( ) 内は20名以上の団体料金。
※障害者とその介護者各1名は無料。入館の際に障害者手帳等をご提示ください。
展覧会ホームページ
http://www.tnm.jp/
展覧会問合わせ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)

会場情報

東京国立博物館 トウキヨウコクリツハクブツカン[ウエノコウエン]

TOKYO NATIONAL MUSEUM (UENO PARK)

会場住所
〒110-8712
台東区上野公園13-9
ホームページ
https://www.tnm.jp
問い合わせ先
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
更新日:2010年10月8日
登録日:1999年3月31日