ID:25206

百寿を超えて

―奥村土牛・小倉遊亀・片岡球子―

会場

山種美術館

YAMATANE MUSEUM OF ART

会期

2008年9月13日(土) ~ 2008年11月3日(月)

展覧会概要

百寿を超えて ヒャクジュヲコエテ ―奥村土牛・小倉遊亀・片岡球子―

高齢化社会が叫ばれる昨今では、定年を迎えても、まだまだ働き盛り。それどころか、80歳、90歳になってもなお、いきいきと人生を謳歌する元気なシルバー世代はますます増えています。なかでも画家には長寿が多く、晩年になってもなお、魅力ある作品を制作する作家たちもいます。芸術活動というものには年齢制限はなく、命ある限り尽きない創作意欲や創造力がこうした活力を支えているのでしょう。
私はこれから死ぬまで、初心を忘れず、拙くとも生きた絵が描きたい。」と八十路を超えても初心にかえって制作に没頭した奥村土牛は101歳(平成2年)没。「たどり来し道 なつかしく ふりかえりつつ いまさらに」と、過ぎたことは振り返らず人生を潔く生きた小倉遊亀、105歳(平成12年)没。そして、「誰にも影響されないというのが私の生き方」と人まねを嫌い、独特な色彩感覚で人々を惹きつけた片岡球子は、103歳(平成20年)没――。いずれも、百寿を超えてなお、意欲的に制作活動を続けた画家たちです。
本展覧会では、敬老の日を迎えるこの季節に、現代の元気な「シルバー世代」にエールを送るべく、齢(よわい)を重ねてもなお活躍した3人の日本画家たちを紹介いたします。それぞれの作家の個性あふれる人柄と作品を通して、明治、大正、昭和、そして平成と4つの時代を生き抜いた“スーパー長寿画家”のパワーを感じていただければと思います。

主催者
山種美術館・日本経済新聞社
休催日
月曜日〔但し、9/15、10/13、11/3(いずれも月・祝)は開館、翌火曜日休館〕
観覧料
大人 800円(600円)
大学生・高校生 600円(500円)
中学生以下 無料
障害者手帳ご提示(ご本人のみ) 600円
()内は20名以上の団体
展覧会ホームページ
http://www.yamatane-museum.or.jp
展覧会問合わせ先
03-3239-5911

会場情報

山種美術館 ヤマタネビジュツカン

YAMATANE MUSEUM OF ART

会場住所
〒150-0012
渋谷区広尾3-12-36
ホームページ
https://www.yamatane-museum.jp/
更新日:2010年6月1日
登録日:1999年3月31日