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2007 イタリア・ボローニャ 国際絵本原画展

会場

板橋区立美術館

ITABASHI ART MUSEUM

会期

2007年7月14日(土) ~ 2007年8月19日(日)

展覧会概要

2007 イタリア・ボローニャ 国際絵本原画展 2007イタリア・ボローニャコクサイエホンゲンガテン

ボローニャ展は、世界最大の規模を誇る絵本原画コンクールとして知られています。今年は世界58ヶ国2653組ものイラストレーターから応募があり、その中から日本人作家17人を含む23ヶ国85組の作家が入選となりました。今年も板橋区立美術館では、その全入選作品を展示します。

<イタリア・ボローニャ国際絵本原画展とは>
イタリア中北部の古都ボローニャで毎年開催されている絵本原画コンクールの入選作品による展覧会です。イタリアでの開催は41回を数え、板橋区立美術館での開催は27回目を迎えます。このコンクールは、世界で唯一の児童書専門の見本市(Bologna Children's Book Fair)に伴うイベントのひとつとして、1967年に始まりました。子どもの本のために制作された作品を5枚1組にすれば誰でも応募することができることから、世界中の新人イラストレーターたちの登竜門としても知られています。
ボローニャ展の魅力は、その「多様性」にあるといえます。毎年世界中から沢山の応募があり、国籍の異なる審査員により、厳正に審査が行われます。そこでは、多くの絵本を出版している有名作家の作品も、まだ出版歴のない新人の作品も、同一のテーブルに並べられます。審査員が新しい才能を感じれば、まったく無名のイラストレーターも入選することができるのです。今年は造本作家でありデザイナーの駒形克己さんが国際審査団のメンバーとなりました。

<今年の特別展示は>
ドイツのヴォルフ・エアルブルッフを取り上げます。エアルブルッフ氏は、2006年に子どもの本のノーベル賞ともいわれる「国際アンデルセン賞」を昨年受賞しました。古新聞、写真などを用いるコラージュの手法には、ダダやシュルレアレスムの影響が見られます。また、子どもの本には取り上げられにくいテーマを正面から扱う絵本づくりでも注目されています。今回は、ボローニャ展図録表紙の描き下ろしも含む、21点の原画を展示します。

主催者
板橋区立美術館・日本国際児童図書評議会(JBBY)
休催日
月曜日(但し7/16[祝]は開館、翌日休館)
観覧料
一般600円 高・大生400円 小・中学生150円
20名以上団体割引、65歳以上高齢者割引、身障者割引あり
毎週土曜は小中高生無料
展覧会ホームページ
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/index.html
展覧会問合わせ先
板橋区立美術館 Tel.03-3979-3251

会場情報

板橋区立美術館 イタバシクリツビジュツカン

ITABASHI ART MUSEUM

会場住所
〒175-0092
板橋区赤塚5-34-27
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
問い合わせ先
テレフォンサービス 03-3977-1000
更新日:2024年10月22日
登録日:1999年3月31日