ID:22538

特別展覧会 狩野永徳

会場

京都国立博物館

Kyoto National Museum

会期

2007年10月16日(火) ~ 2007年11月18日(日)

展覧会概要

特別展覧会 狩野永徳 トクベツテンランカイ カノウエイトク

絵画史上ではわずか半世紀ほどの桃山時代ですが、かつてこれほど活気に満ちた、芳醇な時代はなかったでしょう。壮大な規模を誇る城郭殿舎に飾られたスケール感豊かな金碧花鳥の障壁画をはじめ、華やかな雰囲気を持つ風俗画や力強い筆さばきをみせる水墨山水の屏風絵など、四百余年の時を経た今もそれらはわれわれを魅了してやみません。
桃山画壇の覇者として日本美術史上に輝かしい足跡を残した、狩野永徳(1543年~1590年)は、織田信長・豊臣秀吉ら、時の権力者に重用された画家です。彼の創造した豪壮華麗・絢爛豪華な金碧障屏画は、戦国武将の覇気を余すところなく体現するものとして、最も尊ばれ、信長の安土城はじめ、数々の武家・公家の館を彩りました。まさに永徳こそ、時代の寵児と言えるでしょう。しかし、天下一と評された彼の作品の多くは戦火の中で灰燼に帰し、これまで永徳の代表作すべてが一ヵ所に集められ、個展が開かれたことはありません。
本展は初の永徳展として国内外の名品をはじめ、初公開、新発見の作品を網羅し、真の天才とうたわれた永徳芸術の真髄に迫ります。さらに父の松栄、弟の宗秀らの代表作も加え、天正年間の狩野派の全貌を紹介します。

主催者
京都国立博物館、毎日新聞社、NHK京都放送局、NHKきんきメディアプラン
休催日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
観覧料
一般:1400円
大学・高校生:900円
中学・小学生:500円
展覧会ホームページ
http://www.kyohaku.go.jp/
展覧会問合わせ先
075-525-2473(陳列案内) 075-541-1151(代表)

会場情報

京都国立博物館 キョウトコクリツハクブツカン

Kyoto National Museum

会場住所
〒605-0931
京都市東山区茶屋町527
ホームページ
https://www.kyohaku.go.jp/
更新日:2010年10月8日
登録日:1999年3月31日