ID:13292
三沢厚彦 アニマルズ+PLUS
会場
平塚市美術館
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
会期
2007年4月14日(土) ~ 2007年5月27日(日)
展覧会概要
三沢厚彦 アニマルズ+PLUS ミサワアツヒコアニマルズプラス
三沢厚彦(1961-)は現代彫刻の世界で今、最も注目を集める作家のひとりです。特に近年は動物をモチーフにした木彫作品を精力的に発表し、弱冠40歳で第20回平櫛田中賞を受賞するなどその実力が高く評価されています。また、美術愛好家はもとより幅広い層に熱心な支持を広げているのも三沢作品の特徴です。楠の丸太から削り出された実物大の動物たち(「ANIMALS」)は、あるときはふてぶてしく、また愛嬌たっぷりの表情をみせ、生き生きとした存在感を主張し見るものに直接迫ります。
三沢作品の特徴となる、ノミの跡がはっきりと残る鉈(なた)彫りと、彩色による木彫作品は現代では稀少なものとなっていますが、そもそも日本では古くから伝わる伝統的な手法です。三沢は自身が持つ極めて鋭敏で現代的な感性を基礎にしながら、日本に古くから伝わる彫刻の伝統を踏まえることで新たな彫刻表現の可能性を押し広げました。これにより彫刻本来がもつ圧倒的な存在感と重量感が、新鮮な感覚をもって蘇生されたのです。
こうした魅力は「ANIMALS」を見ていただければただちに理解されるでしょう。一度見たら忘れられない、その独特の作品世界。決して見るものに媚びない充実し内発する存在感は、われわれが久しく忘ていた彫刻をみる、感じる喜びを蘇らせてくれます。
この展覧会は、「ANIMALS」の作品群を加え、絵本と画集で好評を博したドローイング、初期の珍しい作品を加え、彫刻家・三沢厚彦の楽しく、ゆたかな作品世界を紹介いたします。
出品作品
彫刻作品 約120点
デッサン等約30点
アトリエ再現コーナー 他
- 主催者
- 平塚市美術館、読売新聞東京本社、美術館連絡協議会
- 休催日
- 毎週月曜日 4月30日は開館
- 観覧料
- 一般700(560)円 大高生500(400)円 小中学生無料
( )内は20名以上の団体
第2・第4土曜日の高校生は無料
平塚市民で身体障害者手帳、
療育手帳等の交付を受けた方と付添者、
平塚市民で60歳以上の方は無料 - 展覧会ホームページ
- http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
- 展覧会問合わせ先
- 平塚市美術館Tel.0463-35-2111
会場情報
平塚市美術館 ヒラツカシビジュツカン
SHONAN THE HIRATSUKA MUSEUM OF ART
- 会場住所
-
〒254-0073
平塚市西八幡1-3-3 - ホームページ
- https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
登録日:1999年3月31日