ID:11636
都路華香展
会場
東京国立近代美術館
The National Museum of Modern Art, Tokyo
会期
2007年1月19日(金) ~ 2007年3月4日(日)
展覧会概要
都路華香展 ツジカコウテン
都路華香(つじ・かこう、1871-1931)は、竹内栖鳳、菊池芳文、谷口香?とともに、「幸野楳嶺門下の四天王」と並び称された日本画家です。華香はさまざまな展覧会で活躍する一方、教育者としても近代京都画壇の隆盛を支えました。
華香は京都を代表する作家の一人でありながら、今や知る人ぞ知るといった存在といえるでしょう。その理由の一つには、主要な作品が散逸し各所に秘蔵されていたという事情があります。それゆえ、華香没後の昭和7(1932)年に、華香の弟子であった冨田溪仙の主導によって、大がかりな遺作展が開催されて以降、現在にいたるまで、本格的な展覧会は一度もおこなわれてこなかったのです。
このたびの展覧会は、京都国立近代美術館が中心となり、作品の所在を一つ一つ探し当て、調査をおこなうという地道な研究活動の末に初めて実現にいたったものです。
幼い頃から学んだ四条派の画風に、建仁寺の黙雷禅師に参禅して得た精神性をまじえ、新技法を積極的に取り入れた華香の画風は、現代の我々から見ても新鮮な魅力に満ちています。最近では、その画風が海外で愛され、アメリカに多くの作品が所蔵されています。
本展覧会では代表作を網羅する初期から絶筆《黙雷禅師肖像》までの作品約80点と、大下図、素描、資料等を紹介し、華香芸術の全貌に迫ります。
- 主催者
- 東京国立近代美術館、京都国立近代美術館
- 休催日
- 月曜日(2月12日は開館)、2月13日(火)
- 観覧料
- 一般830(700/560)大学生450(350/250)高校生250(200/130)
中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方及び付添者1名は無料
( )内は前売/20名以上の団体料金の順
当館ホームページにて割引券を掲載予定 - 展覧会ホームページ
- http://www.momat.go.jp
- 展覧会問合わせ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場情報
東京国立近代美術館 トウキョウコクリツキンダイビジュツカン
The National Museum of Modern Art, Tokyo
- 会場住所
-
〒102-8322
千代田区北の丸公園3-1 - ホームページ
- https://www.momat.go.jp/
- 問い合わせ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)
登録日:2002年4月26日