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ピクサー展
Pixar : 20 Years of Animation
会場
郡山市立美術館
Koriyama City Museum of Art
会期
2006年9月2日(土) ~ 2006年10月9日(月)
展覧会概要
ピクサー展 ピクサーテン Pixar : 20 Years of Animation
1986年にアメリカ合衆国のカリフォルニアに創立されたピクサー・アニメーション・スタジオは、CG(コンピュータ・グラフィックス)による心温まる作品で人々に感動と夢を与え続けています。昨今、様々なCGによる映像作品が発表されていますが、ピクサー社はその中でも最先端の技術を誇るスタジオです。特に、『トイ・ストーリー』『バグズ・ライフ』『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『ミスター・インクレディブル』といった長編映画は、いずれも大ヒットを記録し、世界中から絶大な支持を得ています。ピクサー社はテレビコマーシャルの他に短編フィルムを手掛けていますが、その中でも代表作『ルクソー・ジュニア』は、国際アニメーションフェスティバル広島大会の入賞作品として、1995(平成7)年に当館でも上映されました。
この「ピクサー展」は、昨年末にピクサー社創立20周年を記念してニューヨーク近代美術館を皮切りに、ロンドンの英国科学博物館を巡回して大好評を博したものです。現代のおとぎ話を創造する夢工場、ピクサー社の創造の秘密を、これまで門外不出だった貴重な資料を含む約250点の出品作で解き明かします。しかもピクサー社が本展のために特別に制作した、横幅4メートル以上のスクリーンに映像が映し出される「アートスケープ」や、人形が動いているように見える「ゾーエトロープ」と呼ばれる3D作品も特別出品され、新作映画『カーズ』の公開にあわせ、『カーズ』の魅力をもいち早くご紹介します。
コンピュータで作成されるCGは、人間味のない冷たい映像になるという印象を受けがちです。ところが、ピクサー社のCGは、スタッフたちの執拗ともいえるほどの自然観察が基本となっており、ほんのわずかな動きでさえもおろそかにしないこだわりによって作り出されています。そのため、ピクサー社の作品に登場するキャラクターたちの動きには不自然さがなく、命が与えられた、とでも表現したいほどの現実味があります。かといって現実がそのまま画像になっているようだ、というわけではないところが、ピクサー社が創造する映像作品の魅力でしょう。あくまでも夢の世界を表現する。そのための、スタッフである生身の人間たちの自然界への愛情と、深い洞察とによって生まれるスケッチや彫刻。それらが一堂に会する展覧会。それがこの、「ピクサー展・・・
- 主催者
- 郡山市立美術館、福島テレビ、ピクサー展実行委員会
- 休催日
- 毎週月曜日休館(祝日の場合は翌日休館)
- 観覧料
- 一般1400円(1200)円 高・大学生800(600)円
( )内は前売及び20名以上の団体料金。
中学生以下、65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方は無料。
- 展覧会ホームページ
- http://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/index.html
- 展覧会問合わせ先
- TEL 024-956-2200
会場情報
郡山市立美術館 コオリヤマシリツビジュツカン
Koriyama City Museum of Art
- 会場住所
-
〒963-0666
郡山市安原町字大谷地130-2 - ホームページ
- https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/
登録日:1999年3月31日