ID:10634

夏の着物

-江戸時代~昭和時代-

会場

文化学園服飾博物館

Bunka Gakuen Costume Museume

会期

2006年6月29日(木) ~ 2006年9月22日(金)

展覧会概要

夏の着物 ナツノキモノ -江戸時代~昭和時代-

日本の暮らしには、季節にふさわしい衣服を着用する更衣(ころもがえ)があり、旧暦の5月5日から8月末までは夏のきものが着用されました。この慣習は近代、現代にも引き継がれ、夏のきものならではの特色をみることができます。
高温多湿な日本の夏を快適に過ごすため、夏のきものにはさまざまな工夫がこらされてきました。通気性に富んだ薄い生地や透けた生地、肌ざわりのよい生地を選び、裏を付けずに仕立てます。そして、絹地を「単衣(ひとえ)」、麻地を「帷子(かたびら)」、木綿地を「浴衣(ゆかた)」と呼び慣わしています。地色は白や藍系統の色が多く、また、文様は流水や波、水辺の風景など水に因んだもの、涼しい季節を先取りした秋草などが好まれ、視覚的にも涼しさが演出されています。夏のきものに見られるこのような特色は、自然と共生し、季節感を大切にする日本人の暮らしぶりが反映されているといえるでしょう。
本展では江戸時代後期の武家、公家、町方女性の夏のきもの、明治時代から昭和初期にかけての晴れ着、日常着としての夏のきもの約60点を館蔵資料によって紹介します。

休催日
日曜日、7月17日、8月13~20日
観覧料
一般500(400)円、大高生300(200)円、小中生200(100)円
※( )内は20名以上の団体料金/きものでご来館の方は100円引き
展覧会ホームページ
http://www.bunka.ac.jp/museum/hakubutsu.htm
展覧会問合わせ先
03-3299-2387

会場情報

文化学園服飾博物館 ブンカガクエンフクショクハクブツカン

Bunka Gakuen Costume Museume

会場住所
〒151-8529
渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル1階
更新日:2010年9月17日
登録日:1999年3月31日