1996年4月、“切手と遊ぶ発見ミュージアム”をコンセプトに、切手の博物館はオープンしました。
それから10年。小さな切手の奥に広がる、大きな楽しみを伝えるために、企画展や特別展、体験企画「切手はり絵」など、様々な活動をしてきました。
今回は、開館10周年を記念して『10』にこだわった切手展を前期、後期にわけて開催します。この機会にしか見ることのできない貴重な資料もあります。前期は、「日本普通切手10選」として、明治、大正、昭和時代に発行された普通切手を、10名の収集家によるコレクションで紹介します。
また、往年の切手ファンには懐かしい「見返り美人」「月に雁」「写楽」「まりつき」切手の印刷用原図(逓信総合博物館所蔵)も特別公開します。