ブリキの自動車に紙のメンコ、かわいいお人形、人気のキャラクター・・・。
おもちゃはいつの時代も子どもたちの好奇心を掻きたて、豊かな感性の育成を担ってきました。また、アニメやテレビゲームから登場した日本のヒーローやキャラクターたちは、今や海を越え、また世代を超えて世界中で高い人気を集めています。日本の子ども文化はもはや世界的にも非常に高い水準を誇っています。
夢のある教材、おもちゃに魅せられた一人、入江正彦氏は、玩具、書籍、印刷物、生活用品などを蒐集し、総点数10万点以上もの一大コレクションを築きました。江戸時代から現代にいたるまでを網羅した氏のコレクションは、日本の児童文化史を語るうえでたいへん貴重な資料です。
本展ではその中から約400点を紹介します。大人から子どもまで楽しめる「おもちゃの大博覧会」です。