1985年に開館した練馬区美術館は今年20周年を迎えました。これまでに収集した美術作品は1400点以上になります。今回は日本画・油彩画・水彩画・版画から次代に残すべき名作を選んで展示いたします。
当館所蔵作品の中で最も古い作品として1876年(明治9年)に制作された菊池容斎(1788-1878)の「十六羅漢図」から、1997年(平成9年)の菊地武彦(1960生)の「線の気韻1997-3」まで、100年以上にわたって制作された名作を制作年代順に展示することで、時代とともに変化する表現の歴史を実感していただけるようにしたいと思います。また、美術館の収集事業の現状を報告するものとなります