タイトル等
「東金ゆかりの美術」展
会場
城西国際大学水田美術館
会期
2005-05-26~2005-07-16
休催日
日曜・月曜および6月21・22日
開催時間
午前10時~午後4時
観覧料
無料
概要
東金は、徳川家康の鷹狩の際に造られた御成街道により、江戸時代を通して交通の要衝として栄えました。町は農水産物の集積地として経済的発展をとげ、大商人がパトロンとなって豊かな文化的土壌が育まれました。江戸の大名家旧蔵といわれる狩野派の屏風が、東金の商家に伝来した例などは、中央との往来・文化交流の様相を物語っています。

また幕末の文人・梁川星巖(やながわせいがん)や遠山雲如が、今日でも桜の名所として知られる八鶴湖を訪ね、中国の西湖になぞらえて詩を詠んだことを一つの契機として、文人墨客がこの地を訪れるようになりました。その痕跡は、湖畔の旅館・八鶴館や商家の大店に今なお残されています。
この度の展覧会では、これらの、東金の文化遺産というべき書画を、初めて公開します。前期では、東金御殿伝来とされる杉戸絵や、網元画家・斎藤巻石(さいとうけんせき)の作品などを展示します。また八鶴館に滞在し、星巌の漢詩を書した近代日本画家・松林桂月、「八鶴亭記」を書いた文人安川柳渓などの八鶴湖ゆかりの作品を紹介します。後期には、東金に多くの後援者を持った画家のうち、東金御殿山周辺の風景を描いた茂郷(もきょう)と、関東大震災を描いた絵巻で知られる萱原黄丘(白洞)を取り上げます。

この展覧会が、東金の文化継承、および今後の研究の一助となれば幸いです。

前期 5月26日(木)~6月18日(土)
後期 6月23日(木)~7月16日(土)
前期 八鶴湖と近世の書画
後期 近代の南画家・茂郷と萱原黄丘

ホームページ
http://www.jiu.ac.jp/museum/
展覧会問合せ先
水田美術館 0475-53-2562
会場住所
〒283-8555
千葉県東金市求名1番地・図書館棟1階
交通案内
●JR外房線 大網駅 または JR総武本線 成東駅乗り換えで JR東金線 求名(ぐみょう)駅下車、徒歩5分

●車では、京葉道路・館山自動車道の千葉東ジャンクションより 千葉東金道路に入り、東金インター下車、国道126号線を成東方面へ約20分、信号「城西国際大前」右折

●次の各駅よりシャトルバス運行
JR 東京駅 (八重洲中央口ヤンマービル前バス停)
(時刻) 9:00

JR 蘇我駅 (東口バスロータリー内バス停)
(時刻) 10:10 10:20 12:10 14:05

JR 大網駅 (改札口前バス停)
(時刻) 10:15 10:50 11:55 12:40 13:15 14:20

JR 成東駅 (改札口前)
(時刻) 11:35 14:45

JR 東金駅 (東口ロータリー)
(時刻) 10:30 12:10 13:30

京成成田駅 (東口バスロータリー森田ビル向い側)
(時刻) 10:45 13:55
ホームページ
https://www.jiu.ac.jp/museum/
会場問合せ先
0475-53-2562
千葉県東金市求名1番地・図書館棟1階
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