タイトル等
ドイツ写真の現在
―かわりゆく「現実」と向かいあうために―
会場
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
会期
2006-03-12~2006-05-07
休催日
会期中無休
開催時間
午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般 850円(680円)
大学生 550円(440円)
高校生以下 無料
( )内は前売り及び20名以上の団体料金(常設展観覧料を含む)
主催者
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、財団法人ミモカ美術振興財団、大阪ドイツ文化センター、読売新聞大阪本社
概要
ドイツの現代写真は、1990年代以降、「ベッヒャー派」と呼ばれるデュッセルドルフ芸術アカデミー出身の作家たちを中心に、国際的に高い評価を得てきました。彼らは同アカデミーの写真科教授ベルント・ベッヒャーが、妻ヒラとともに50年代末からとりくんできた「タイポロジー(類型学)」と呼ばれる手法の作品に代表されるように、写真というメディアの特質を活かし、外界を精密に分析する作品によって、現代美術の世界で注目されてきたのです。
同時にドイツにとって90年代は、89年秋のベルリンの壁の崩壊と、東西の再統一に始まる歴史的な変革の時代でもありました。こうした時代背景のもと、グローバル化する社会の中で国を越えた若者世代の共感を集めたヴォルフガング・ティルマンスや、長く西ベルリンに住み、その特殊な状況に置かれた都市を主題としたミヒャエル・シュミットといった写真家たちの仕事の展開も、ベッヒャー派の写真家たちとならんで、ドイツ現代写真を考える上で、欠かすことのできない重要な側面といえます。加えて近年では、旧東ドイツ出身の新世代の活躍も注目されはじめています。
今回の展覧会は、そうした多彩な展開をみせるドイツ写真の現在を、「現実」にたいしてさまざまなアプローチを試みている10人の作家たちの仕事によって紹介するものです。それはまた彼らと同時代を生きる私たちにとっても、かわりゆく「現実」と向かいあうために何らかの視点を見出す機会を与えてくれることとなるでしょう。
なお本展は、日独のキュレーターによる共同作業を経て、「日本におけるドイツ2005/2006」の一環として開催され、日本国内3ヶ所に巡回します(当館が最終会場となります)。
ホームページ
http://mimoca.org
展覧会問合せ先
TEL : 0877-24-7755 FAX : 0877-24-7766
会場住所
〒763-0022
香川県丸亀市浜町80-1
交通案内
◎ お車で
JR 丸亀駅前地下駐車場・2時間無料
(当館1階受付にて駐車券をご提示ください)

本州方面から
・(瀬戸大橋経由) 瀬戸中央自動車道 坂出北ICより 約10分
・(神戸淡路鳴門道経由) 高松自動車道 坂出ICより約15分

四国内の高速道路から
・高松自動車道 坂出IC・善通寺ICより 約15分

◎ 鉄道(JR)で
JR 丸亀駅下車、南口より 徒歩1分

・東京駅―(新幹線で約3時間20分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・博多駅―(新幹線で約1時間40分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・高松駅―(予讃線快速で約30分)―丸亀駅

◎ 飛行機で
高松空港から
高松空港―(タクシー約40分 / 乗合タクシー約50分 ※1 / リムジンバス約75分 ※2 )―丸亀
※1 高松空港シャトル便 (要予約/東讃交通株式会社)
※2 丸亀・坂出・空港リムジンバス (琴参バス株式会社)

岡山空港から
岡山空港―(リムジンバス約30分 ※3 )―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
※3 岡山空港リムジンバス (中鉄バス株式会社)、空港リムジン (岡電バス)

◎ 高速バスで
・[東京・横浜から] 夜行 (ハローブリッジ)
・[名古屋から] 夜行 (さぬきエクスプレス名古屋)
・[大阪・神戸から]昼行 (さぬきエクスプレス大阪)
・[福岡から] 夜行 (さぬきエクスプレス福岡)
ホームページ
https://mimoca.org
香川県丸亀市浜町80-1
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