「近代日本絵画 収蔵名品展 -冬季-」と題し、ウッドワン美術館の近代日本絵画コレクションの中から、冬から春、季節にちなんだ作品を中心に、日本画27点、油彩画29点をご紹介します。
主な出品作品は、繊細で気品ある美人画を数多く手がけた上村松園の《雪吹美人図》や《桜可里》、松園の師匠でもある京都近代日本画壇の重鎮、竹内栖鳳の《朝陽》、古賀春江のモダンな造形感覚が際立つ《花》や、穏やかな春の農村風景を温かく描いた向井潤吉の《春-杏花の村-》、鴨居玲 《裸婦三人》など風景画や静物画、人物画を展覧。
冬から春へ季節の移りゆく様を、絵画の中で楽しんでいただければ幸いです。