京都府と京都文化博物館では、京都における21世紀の美術工芸の一層の活性化を図るため、本格的に作家をめざす将来性豊かな若手を発掘し、広く紹介する「京都府美術工芸新鋭選抜展~2006新しい波~」を開催します。
本展は、21世紀からスタートし、今回で第6回となります。過去5回の成果をふまえて、今回からは出品分野を、「美術部門」と「工芸部門」に分けるとともに、年齢制限を5歳引き上げて40歳とすることによって、各分野出品作品の充実を図っています。
京都の美術館学芸員、学識経験者、報道機関美術担当、美術系大学、画廊で構成する推薦委員から推薦のあった京都を主たる創作の拠点としている新進作家191人の中から、美術館学芸課長、学識経験者、成する選考委員によって選ばれた63人の作家の作品(1人1点)をご覧いただきます。この展覧会を通じて新しい世紀に多様な展開をみせる現代の美術工芸の新しい波を感じ取っていただければ幸いです。