タイトル等
波瀾万丈! 明治・大正の家庭小説展
-尾崎紅葉門下の四天王・柳川春葉を中心に-
会場
弥生美術館
会期
2005-01-04~2005-03-29
休催日
月曜日(祝日にあたる場合は翌火曜日)
開催時間
午前10時から午後5時
(入館は4時30分までにお願いします)
観覧料
一般800円
大・高生700円
中・小生400円
(竹久夢二美術館もご覧いただけます)
概要
明治30年頃から、封建的家庭における女性の悲劇や夫婦・親子の愛憎などをテーマとしたいわゆる「家庭小説」が流行しました。幅広い読者層、特に女性の読者を対象に各新聞に連載され、熱狂的に迎えられました。
家庭小説のはしりといわれる明治期の大ベストセラー小説の尾崎紅葉「金色夜叉」と徳富蘆花「不如帰」。爆発的人気によって家庭小説人気のピークをつくった柳川春葉の空前の大ヒット作「生さぬなか」。人気挿絵画家によってつけられた挿絵には、薄幸の美しいヒロインが描かれ、数奇な運命をよりリアルに引き立てました。また、家庭小説は、すぐさま新派劇となり、新派の発展と隆盛にも大きく貢献しました。
本展では、これらの家庭小説を、挿絵・装幀本口絵・新聞切抜き・絵葉書・新派劇の絵看板・辻番付などの資料から振り返ります。さらに、「生さぬなか」の作者でもある小説家・柳川春葉の関係資料もあわせて展示します。尾崎紅葉門下の四天王の一人とされながらも、現在ではほとんど知られていない春葉を、著作本・原稿・書簡・遺愛品・写真など初公開の資料を交えながら紹介します。
読者の涙をしぼった波瀾万丈の「家庭小説」をお楽しみください。
ホームページ
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp
展覧会問合せ先
03-3812-0012
会場住所
〒113-0032
東京都文京区弥生2-4-3
交通案内
・地下鉄千代田線「根津駅」1番出口より徒歩7分
・地下鉄南北線「東大前駅」1番出口より徒歩7分
・JR「上野駅」公園口より徒歩25分
東京都文京区弥生2-4-3
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索