タイトル等
漂泊の天才ヴォルス:震える描線
会場
川村記念美術館
会期
2005-09-13~2005-10-23
休催日
月曜日*ただし、9/19(月)と10/10(月)は休館し、9/20(火)と10/11(火)は開館します。
開催時間
午前9時30分~午後5時 *入館は午後4時30分まで
観覧料
一般800円(700円)
大高生・70歳以上600円(500円)
中小生400円(300円)
*館内のコレクション展示をすべてご覧いただけます。
*( )内は20名以上の団体料金
概要
川村記念美術館では、全館コレクション展示となるこの秋、館内の一室で漂泊の天才画家“ヴォルス”による銅版画30点と水彩画3点をまとめてご紹介します。
ヴォルス(1913-51)は、第2次世界大戦前夜の時代から50年代初めまでに、独特の感覚に満ちた絵画制作を展開し、戦後美術史にその名を不朽にした作家です。彼の油彩画は、絵の具をチューブから直接カンヴァス上にひねり出したり、一度塗った絵の具を引っ掻いて画面に傷跡をつけるなど、力強く素材感に満ちた画面作りを特徴とし、戦後ヨーロッパで花開いた「アンフォルメル(=不定形)」と呼ばれる絵画運動の先駆けとなりました。今回、展示される作品のなかには、一時期、パトロンとしてヴォルスを支えた哲学者サルトルによる著書『食糧』(『嘔吐』の抜粋版、1949年刊)の挿絵として制作されたものが3点含まれています。
なお、この特集展示の期間中には、マーク・ロスコ《無題》(7枚のシーグラム・ビル壁画)や、バーネット・ニューマン《アンナの光》など、当館のコレクションの核となる戦後アメリカ絵画をはじめ、レンブラントやモネ、ピカソ、日本画などの作品もご覧いただけます。
ホームページ
http://kawamura-museum.dic.co.jp/
展覧会問合せ先
0120-498-130
会場住所
〒285-8505
千葉県佐倉市坂戸631
交通案内
京成佐倉駅南口、JR佐倉駅南口から無料送迎バス
千葉県佐倉市坂戸631
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