タイトル等
ニューヨーク近代美術館[MoMA]巡回建築展
谷口吉生のミュージアム
会場
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
会期
2005-07-10~2005-09-25
休催日
会期中無休
観覧料
一般950円(760円)
大学生650円(520円)
高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体及び前売料金
概要
昨年11月リニューアルオープンされたニューヨーク近代美術館のこけら落としを飾った「ニューヨーク近代美術館[MoMA]巡回建築展 谷口吉生のミュージアム」を開催します。谷口吉生は当丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の設計者でもあり,今春オープンした香川県立東山魁夷せとうち美術館の設計などでもよく知られています。

MoMA(モマ)の愛称で知られるニューヨーク近代美術館は,1929年の設立以来,近現代美術シーンを常に牽引してきました。コレクションは,現在6部門約17万2000点を超え,文字通り世界を代表する美術館の1つであり,1932年には現在地の53丁目を拠点として以来,NYのランドマークとしても人々に愛されてきました。また建築もグッドウィン&ストーン,フィリップ・ジョンソンそしてシーザー・ペリによる設計・改装を経て「モダン」を体現する建築の歴史が示されてきました。そのMoMAが21世紀への新たなヴィジョンのもと過去最大規模の増改築計画に際して実施した国際招待設計コンペティションにおいて,10人の世界的建築家の中から指名を獲得し,一躍世界中の注目の的となったのが谷口吉生でした。

谷口吉生は出発点である資生堂アートハウス以来,数々のミュージアム建築を手がけ現在世界で最も美しい美術館を作る建築家と評されています。光の満ちる軽やかで洗練された空間。周到にめぐらされた機知に富んだ視覚効果。統制されたプロポーションが生み出すフォルムと,それに呼応する繊細で精緻を極めた素材と質感へのこだわり。谷口の生み出す建築には,建築が個性的であるほど不可避ともいえる構造的呪縛や圧迫感から解き放たれた,自由に伸びゆく空間を感じることができます。また周囲の環境や立地の歴史的背景と響き合う関係は,谷口建築の最大の特徴と言ってよいでしょう。

本展では,谷口吉生がこれまでに手がけたMoMAと国内計12のミュージアムのプロジェクトを建築模型,図面,写真,映像などによって紹介するとともに,話題のMoMAについては,その建築の歴史,設計コンペの模様,谷口案が採択されてから建設に至るまでを多角的に検証します。谷口自身の手による美術館の内部空間で展示されることは,来訪者の感性を深く揺さぶり,静かな感動を呼び起こす谷口建築の真髄を体験する好機となるとともに,12のプロジェクトにおける丸亀の位置付けを・・・
ホームページ
http://mimoca.org
展覧会問合せ先
TEL : 0877-24-7755 FAX : 0877-24-7766
会場住所
〒763-0022
香川県丸亀市浜町80-1
交通案内
◎ お車で
JR 丸亀駅前地下駐車場・2時間無料
(当館1階受付にて駐車券をご提示ください)

本州方面から
・(瀬戸大橋経由) 瀬戸中央自動車道 坂出北ICより 約10分
・(神戸淡路鳴門道経由) 高松自動車道 坂出ICより約15分

四国内の高速道路から
・高松自動車道 坂出IC・善通寺ICより 約15分

◎ 鉄道(JR)で
JR 丸亀駅下車、南口より 徒歩1分

・東京駅―(新幹線で約3時間20分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・博多駅―(新幹線で約1時間40分)―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
・高松駅―(予讃線快速で約30分)―丸亀駅

◎ 飛行機で
高松空港から
高松空港―(タクシー約40分 / 乗合タクシー約50分 ※1 / リムジンバス約75分 ※2 )―丸亀
※1 高松空港シャトル便 (要予約/東讃交通株式会社)
※2 丸亀・坂出・空港リムジンバス (琴参バス株式会社)

岡山空港から
岡山空港―(リムジンバス約30分 ※3 )―岡山駅―(松山または高知方面行特急で約40分)―丸亀駅
※3 岡山空港リムジンバス (中鉄バス株式会社)、空港リムジン (岡電バス)

◎ 高速バスで
・[東京・横浜から] 夜行 (ハローブリッジ)
・[名古屋から] 夜行 (さぬきエクスプレス名古屋)
・[大阪・神戸から]昼行 (さぬきエクスプレス大阪)
・[福岡から] 夜行 (さぬきエクスプレス福岡)
ホームページ
https://mimoca.org
香川県丸亀市浜町80-1
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索