タイトル等
美しき田園の情景 バルビゾン派版画展
会場
ニューオータニ美術館
会期
2005-03-19~2005-05-15
休催日
月曜日(但し3月21日は開館、22日休館)
開催時間
10:00~18:00 (入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般700円、高大生500円、小中生300円(20名以上の団体は各100円引)
宿泊客無料
主催者
ニューオータニ美術館
概要
1830年頃から自然を求めてパリの南東、フォンテーヌブローの森で写生し、バルビゾン村に集った画家たちがいました。彼らはありきたりの自然に大気と光線の詩を見いだし、フランスにおける自然主義風景画の土台を築きました。主題はどこにでもある田舎の風景、森、つつましい農民の生活でした。代表的な画家には、ミレー、コロー、テオドール・ルソー、ドービニー、トロワイヨンなどがいます。
彼らは油彩画を描くかたわら、時間の推移とともに表情を変える自然を白黒である銅版画や石版画などの版画で表現しようと試みました。特に銅版画では、レンブラントを崇拝するシャルル=エミール・ジャックが中心でした。この時代、版画が注目を浴びることになったのも「バルビゾンの画家たちによって」といっても過言ではありません。オリジナル版画はもちろんのこと、またそれぞれの画風を普及しようという意図もあり、油彩画の複製も多く制作されました。
本展では、バルビゾン派絵画のコレクターである遠藤秀幸氏が10年以上かけて蒐集した秘蔵のコレクションの中から、銅版画を中心に、石版画、写真技術をつかったクリシェ・ヴェール、油彩画約140点を展示いたします。
作品は農民の生活、動物、風景などのテーマごとにまとめ、版画と同主題の油彩画もあわせて展観します。そしてこれらバルビゾン派の作品を通して版画の魅力を確認するとともに、版画制作活動への理解を深めていきます。またジャックが、ミレーの描いた図柄を取り入れて、季節の農作の様子を描いた《12ヶ月》も一挙に公開します。
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/museum
会場住所
〒102-8578
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート6F
交通案内
東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅D出口より徒歩約4分
有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅7番出口より徒歩約5分
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/group/museum
東京都千代田区紀尾井町4-1  ニューオータニガーデンコート6F
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