タイトル等
遠藤健郎絵画展
戦争は終わった
会場
千葉市美術館
会期
2005-01-29~2005-02-27
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後6時(入場は5時30分まで)
金曜日は午後8時まで(入場は7時30分まで)
※ただし2月11日[金・祝]は午後6時まで
観覧料
一 般:200円(160円)
大学・高校生:150円(120円)
中学・小学生:100円(80円)
※( )内料金は団体30人以上
主催者
千葉市美術館
概要
遠藤健郎(1914-)は、常に身近な風俗を題材として活写し、個性的な活躍を続けてきた千葉市在住の画家です。千葉市美術館では、戦争直後の人々の姿を描いた「瓦礫の街から」のシリーズ、そして「戦後は終わった」と名づけられた昭和30年代頃の日本の風俗を滑稽に描き出したシリーズなどを中心に所蔵していますが、その作品は時に辛辣で深刻であり、時に愛情に満ち、ユーモラスであり、戦後から現在までの日本社会の様子を、独自の視点からいきいきと伝えてくれます。
大正の自由な空気の中に生まれながら、戦争の渦中に青年・壮年時代の一時期をささげなければならなかったこの作家の体験が、作品の精神に反映されているのは明らかでしょう。少年時代に震災、大正から昭和への変動期を過ごし、大戦直前に東京美術学校油絵科の学生、戦中の美術書出版の仕事、美術教師、徴兵そして敗戦、千葉市役所での勤務といった経験を通して培われた鋭い観察力によって、様々な立場の人々を描き出していったのです。
残された多くのスケッチは、のちに作家自身の巧みな文章と共にいくつかの画文集にまとめられ、また版画や油絵に描きおこされています。自伝的な出版物もあり、その人生と作品への興味はつきません。絵と文章を通してその活躍を振り返り、同時に戦後から今という時代の姿に目を向けることは、今の私たちにとっても必要なことのように思います。千葉市美術館の所蔵作品を中心に、近作も含め主要作品200点ほどによって構成する大回顧展です。
ホームページ
http://www.ccma-net.jp/
展覧会問合せ先
千葉市美術館 043-221-2311
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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