タイトル等
金属の変貌
近代日本の金工
会場
佐倉市立美術館
会期
2004-11-20~2004-12-24
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般800(640)円/大・高生600(480)円/中・小生400(320)円
( )内は、前売りおよび20名以上の団体料金
主催者
佐倉市立美術館・読売新聞東京本社・美術館連絡協議会
概要
日本の金属工芸(金工)は、古来、主に宗教的な祭祀具や武具として発達してきましたが、開国により西洋から「美術」という概念がもたらされたことによって、はじめて「美術品」として位置づけられました。明治時代末から大正時代には、金工家たちの間にも、新しい時代に即した「美術品」を創作しようとする気運が高まります。しかし、一般には金工をはじめとする工芸は、美術の一分野とはみなされていませんでした。このことは、明治40年に開設された官設の美術展覧会に、工芸部門が設置されなかったことに端的に表れています。そこで、工芸家たちは、日本の古典的作例をはじめとするアジア諸地域の古美術を研究したり、西洋の芸術思潮を取り入れることにより、工芸のあり方を模索しました。その結果、昭和のはじめには、一般にも工芸は「美術品」としての認知を得ることになります。
本展では、そのような価値観の転換期に作家たちが試みた表現や、作品から読みとれる意識の変化を、金工に焦点を当てて紹介するものです。戦前の日本において工芸の本質にかかわる論議を巻き起こした、代表的作例を集めました。強い問題意識に支えられた作品は、現在の私達にも「工芸とは何か」という問いを投げかけてきます。
ホームページ
http://www.city.sakura.chiba.jp/museum/
展覧会問合せ先
TEL 043-485-7851
会場住所
〒285-0023
千葉県佐倉市新町210
交通案内
・京成佐倉駅南口より 徒歩8分 または 「JR佐倉駅方面行」バスで「佐倉市立美術館」下車すぐ

・JR佐倉駅北口より 徒歩20分 または 「京成佐倉駅行」か「田町車庫行」バスで「二番町」下車すぐ
※<市役所経由>の場合「宮小路町」下車 徒歩5分。

・東関東自動車道「佐倉IC」より約5km・15分、美術館向かいに佐倉市駐車場あり(無料)
ホームページ
https://www.city.sakura.lg.jp/section/museum/
会場問合せ先
043-485-7851
千葉県佐倉市新町210
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