タイトル等
歌舞伎にみる忠臣蔵
会場
中山道広重美術館
会期
2004-11-27~2004-12-23
休催日
毎週月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土日・祝日を除く)
開催時間
9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
大人 500円(400円)
小・中・高生 300円(240円)
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
中山道広重美術館
概要
赤穂浪士たちが吉良邸に討入ったのは、元禄十五年(1702)。松の廊下刃傷事件から討入りまで「赤穂事件」と呼ばれる一連の出来事は、赤穂浪士たちの切腹で幕を閉じました。命を懸けて主君への忠義を果たした赤穂浪士たちは、武士の鑑として、人々の賞賛を浴びます。この赤穂事件を基に、様々な戯曲が作られ、「忠臣蔵物」というジャンルが生まれました。中でも有名なのが、竹田出雲(たけだいずも)、三好う松洛(みよししょうらく)、並木千柳(なみきせんりゅう)作の『仮名手本忠臣蔵』でしょう。寛延元年(1748)に、大坂竹本座で人形浄瑠璃として初演され、すぐに歌舞伎でも上演されました。大変好評だったようで、どんなに不入りの芝居小屋でも、この演目は必ず大入りになる「芝居の独参湯【どくじんとう】(特効薬)」と称されていたようです。
人々から圧倒的な人気を得た忠臣蔵は、様々な浮世絵版画に描かれました。本展では、天保中期に歌川広重が描いた「忠臣蔵」をご紹介いたします。全十一段から成り立つ舞台を、各段ごとに一枚づつ、クライマックスである討入りの十一段は6枚に描き分けた、計16枚から成るシリーズです。大石内蔵助(戯作中では大星由良之助)の家紋である二つ巴が縁取りにあしらわれています。春夏秋冬、雪月花の情緒あふれる背景に、様々な登場人物が織りなす人間模様。忠臣蔵の世界をお楽しみください。

ホームページ
http://museum.city.ena.gifu.jp
展覧会問合せ先
美術館事務室 0573-20-0522
会場住所
〒509-7201
岐阜県恵那市大井町176-1
交通案内
お車でお越しの場合
・東京から
東名高速道路で4時間30分 または 中央自動車道で3時間30分
・名古屋から
国道19号で1時間45分 または 中央自動車道で1時間
・岡谷JCから
中央自動車道で1時間30分

電車でお越しの場合
・名古屋から JR中央本線で約1時間 恵那駅から 南へ徒歩約3分
ホームページ
https://hiroshige-ena.jp/
岐阜県恵那市大井町176-1
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