アクティヴ・イン・ヒロシマは、広島を拠点に活発な創作活動を行っている作家を紹介する企画展です。第3回となる今回は、建築家・小川晋一の個展を開催します。
小川晋一(1955年山口県生まれ)は、その建築作品において、ミニマルアートを連想させる極めてシンプルな形態を採用し、その最小限にまで切り詰められた造形によって、人々の営みの多様性を受け入れる無限大の空間を成立させてきました。また、建築のみにとどまらず、アーティストとのコラボレーションによる作品の発表や大規模な国際美術展への出品など、その幅広い分野での活躍においても注目を集めています。
本展では、新たに制作される映像インスタレーション作品を中心とし、近年までの建築プロジェクトに関連した展示もあわせて、作家の幅広い創作活動を紹介します。