米子市美術館では、開館当初より近・現代を中心とした版画作品の収集に力を注いでおり、現在303点を収蔵しています。
本店では、凸版(木版など)・凹版(銅版など)・平版(石版画)・孔版(シルクスクリーンなど)といった基本的な技法に注目し、版となる材料や製版方法の違いによる版画表現の特徴を紹介いたします。
併せて、11月3日(水・祝)の第5回ミュージアム・スクールでは、地元の版画家である生田眞(いくたまこと)氏を講師に招き、版画の技法についてわかりやすく解説していただく「版画技法レクチャー」を開講します。本展をより深く鑑賞していただき、さまざまな技法による版画表現の違いを知っていただく絶好の機会と成るでしょう。ぜひご参加ください。