タイトル等
20世紀デザインの異才 ジャン・プルーヴェ
「ものづくり」から建築家=エンジニアへ
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2004-10-30~2005-01-16
休催日
月曜日(ただし1月10日は開館)、祝日の翌日(11月4日、24日、12月24日、1月11日)、年末年始(12月29日-1月3日)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般1000(900)円 20歳未満・学生850(750)円 65歳以上500円
*( )内は20名以上の団体料金 *高校生以下および障害者の方は無料
主催者
神奈川県立近代美術館、慶応義塾大学デザイン・ミュージアム・ファクトリー・コンソーシアム、ヴィトラ・デザイン・ミュージアム
概要
デザイン、建築、エンジニアリングの領域において、フランス人のジャン・プルーヴェ(1901-1984)は、20世紀におけるもっとも多才で革新的な創造者のひとりに数えられる。ル・コルビュジエをはじめ同時代の卓越した精神の持ち主たちから賞賛を集めたプルーヴェの仕事は、ペーパーナイフから照明器具、家具、建築のファサード部分、プレハブ建築、モジュールを用いた建築システム、大規模なホールにいたるまで、きわめて広範囲に及んでいる。それらは工業的な量産システムの技術によって作られるものとなっている点に大きな特徴がある。アール・ヌーヴォーの中心地ナンシーに生まれ鍛冶職人としてスタートを切ったプルーヴェは、家具の工場生産、建築部材のプレファブリケーション、建物の工業的生産に寄与した偉大な先駆者のひとりに数えられるのである。デザイナー、企業家、製作者として彼の活動は、建築と生活環境の近代的、革新的な解決を見出すという目的に駆られたものであった。彼は自分をつねに「建設家」とみなし、形態のデザインは2次的な役割しか認めていなかった。彼の主要な目的は、有用性と材料の論理、そして経済性を、工業生産のさまざまな条件と融和することにあったが、にもかかわらず獲得されたデザインの美しさは彼の重要性の基盤となっている。今日、レンゾ・ピアノ、ノーマン・フォスター、ジャン・ヌーヴェルなど多くの現代建築家が彼を師と仰ぎ、その作品から多くの発想を得ている所以である。ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアム、慶應義塾大学デザイン・ミュージアム・ファクトリー・コンソーシアムと共同で組織された本展は、日本で最初の大規模なプルーヴェ展であるばかりではなく、今後、ヨーロッパ、アメリカを巡回する重要な国際展として企画された。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/
展覧会問合せ先
電話:0467-22-5000
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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