タイトル等
保田龍門・春彦展
絵画と彫刻
会場
平塚市美術館
会期
2004-10-02~2004-11-28
休催日
毎週月曜(ただし10月11日は開館、12日は休館)
開催時間
9:30~17:00(入場は16:30まで)
観覧料
一般500(400)円、大高生300(240)円 ( )内は20名以上の団体料金
中学生以下無料、高校生は第2、第4土曜日無料
平塚市民で身体障害者手帳、療育手帳等の交付者と付添者、60歳以上の方は無料
主催者
平塚市美術館・日本経済新聞社
概要
彫刻家父子、保田龍門、春彦の展覧会を開催します。保田龍門(1891―1965)は和歌山県に生まれ、大正から昭和にかけて活躍した洋画家、彫刻家です。日本近代彫刻の主流というべき萩原碌山(守衛)の流れをくむ彫刻家であり、その塑像による女性像は、パリでブールデルやマイヨールに学んだきびしい造形探求が感じられます。油彩作品はクラシックな表現のなかにも大地や生命を描こうとした大正時代の息吹が感じられます。渡欧以後は西洋での研鑚が洗練された構図のなかで表現されています。
保田春彦(大磯町在住、1930―)は、日本の代表的な現代彫刻家のひとりです。1952年に東京美術学校彫刻科を卒業、1958年から10年間にわたるフランス、イタリア留学では、オシップ・ザッキンに師事し、パリ青年美術家ビエンナーレ展などを舞台に出品します。帰国後はサンパウロ・ビエンナーレ展ほか国内外で活躍しています。作品には西洋の古代や中世の美術、エトルスクやロマネスク美術への憧憬が色濃く感じられます。「迷宮のある僧院」に象徴される教会建築の内部(地下)空間や、赤錆の幕舎シリーズの幕舎:Tabernaculum(移動神殿)には、営々と続く人間の生活が投影され、鉄や銅による素材のなかで単純化され、密度の濃い抽象形態へと昇華しています。
本展では、関東では初となる保田龍門、および春彦父子、また春彦に影響を与えた、夫人・彫刻家の故シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田の作品をあわせた75点によりその作品を振り返ります。
ホームページ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
展覧会問合せ先
平塚市美術館Tel.0463-35-2111
会場住所
〒254-0073
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
交通案内
JR東京駅から東海道線、または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。 JR平塚駅から徒歩20分。 または平塚駅東改札口(北口)より神奈川中央交通バス 4番乗り場乗車「美術館入口」または「コンフォール平塚前」下車。 無料駐車場70台。
ホームページ
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
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