タイトル等
墨の表現
水墨画・墨蹟の名品
会場
サンリツ服部美術館
会期
2004-10-22~2004-11-30
休催日
毎週月曜日(但し11月22日は開館)
開催時間
午前9時~午後5時
観覧料
大人800(700)円、小中学生400(350)円 ※( )内は20名以上団体料金
概要
本展では、館蔵品から水墨画・墨蹟の名品を展示し、深く豊かな墨色の世界をご覧頂きます。
今日、墨蹟といえば、禅宗の高僧の筆になる書のことを指します。鎌倉時代に中国から禅宗が伝えられるとともに、高僧が修行者に対して仏法の道理などを書き与えた筆跡が尊重されるようになりました。室町時代に入り、茶の湯が禅と密接な関わりを持つようになると、墨蹟は茶席の掛物としても重視されるようになります。その個性的な筆跡は高僧その人をしのぶよすがとして尊ばれ、また茶席の掛物としては表具に貴重な裂が用いられるなど、各時代の茶人たちによって鑑賞の工夫が凝らされました。本展では、中国の宋・元時代の禅僧の墨蹟を中心に、茶の湯と関わりの深い大徳寺の僧の墨蹟も展示いたします。
水墨画は、室町時代の山水画を中心にご紹介いたします。禅僧たちが美しい詩を画中に寄せた山水画は、「詩画軸(しがじく)」と呼ばれ、彼らが理想とした山紫水明の景を、繊細な墨の表現によって私たちに見せてくれます。
本展が、祖先たちの筆跡にふれることによって墨蹟・水墨画の魅力を再発見し、また、その鑑賞の歴史にも思いを馳せてみる機会になれば幸いに存じます。
ホームページ
http://shinshu-online.ne.jp/museum/sanritsu/
展覧会問合せ先
TEL:(0266)57-3311/FAX:(0266)53-4458
会場住所
〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
交通案内
◎中央自動車道 諏訪インターより 車で15分 (7.5km)

◎長野自動車道 岡谷インターより 車で20分 (9.0km)

◎JR中央本線 上諏訪駅より 徒歩で15分 (1.3km)
ホームページ
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/
長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
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