タイトル等
ルオー版画展
ユビュ爺の再生/ミセレーレ
会場
パナソニック電工汐留ミュージアム
会期
2004-08-19~2004-09-12
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般500円、大高生300円、中小生200円(65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方は400円〉
主催者
松下電工汐留ミュージアム
概要
『ユビュ爺の再生』は、フランスを代表する画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)が手掛けた最初の版画集です。「ユビュ」とは、19世紀末のパリを生きた天才詩人アルフレッド・ジャリ(1873-1907)の創作した大悪党の物語です。ルオーと専属契約を結んでいた画商アンブロワーズ・ヴォラールは、この物語の主人公ユビュを用いて『ユビュ爺の再生』を執筆し、その挿絵をルオーに依頼しました。
ヴォラールの文章は、文学的に特に優れたものではなかったものの、ルオーは、独自のユビュの世界を創りあげました。傲慢なブルジョアや官僚主義、打算的な植民地主義、そして抑圧された人間の悲哀と生命力といった人間世界に渦巻く悪の化身などが描かれています。その暴れまわるようなすばやいデッサンは、人間の本質だけを捉えようとする画家の執念を物語っているようです。
同時公開の版画集『ミセレーレ』は、キリスト受難と戦争の悲劇をテーマに、人間の苦しみと希望を永遠の宗教感情にまで高めたルオー版画の最高傑作です。
どちらの版画集も、ルオー自身が「色彩の王者」と呼んだ色“黒”で表現された初期の傑作であり、一堂に展示することは極めて稀です。
ホームページ
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
展覧会問合せ先
Tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒105-8301
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック電工ビル4階
交通案内
JR新橋駅「銀座口」より徒歩5分
東京メトロ銀座線新橋駅2番出口より徒歩3分
都営浅草線新橋駅改札より徒歩3分
都営大江戸線汐留駅「3・4番出口」より徒歩1分
ホームページ
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/
会場問合せ先
NTTハローダイヤル 03-5777-8600
東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック電工ビル4階
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