タイトル等
芹沢銈介の絵本と挿絵
肉筆、合羽摺。型染。美しく、あたたかい「芹沢本」の世界。
会場
静岡市立芹沢銈介美術館
会期
2023-04-04~2023-06-18
休催日
毎週月曜日
開催時間
9:00~16:30
観覧料
一般 420円/高校生・大学生 260円/小学生・中学生 100円/未就学児無料
(団体割引は30名以上でご利用いただけます)
※静岡市内在住の70歳以上の方・小中学生(通学含む)無料
※障がい者手帳等の提示により本人及び同伴者1名無料
概要
肉筆、合羽摺、型染。美しく、あたたかい「芹沢本」の世界。
染色家として知られる芹沢銈介。その幅広い仕事の中でも根強い愛好家がいるものに「絵本」の仕事があります。「休暇の課題に絵日記を作った小学生のころから数多くの絵本を作って」いたという芹沢。染色家としての34歳の年にデビューした後も、『絵本どんきほうて』『極楽から来た挿絵集』『妙好人因幡の源左』など、生涯に50冊にも及び絵本を制作しました。和紙に合羽摺、型染、肉筆といった様々な手法を用い、素材や造本などにもひとつひとつこだわりと愛情をつめこんだこれらの絵本は、その芸術性の高さから愛好家の間では「芹沢本」と呼ばれ親しまれました。
また同じ書物関連の仕事に「挿絵」の仕事があります。戦後すぐに手がけた童話の挿絵の仕事は、若い頃に子ども向けの絵本を作っていた経験と繋がるものがあります。また1960年に新聞連載小説「極楽から来た」の挿絵を型染で手がけ、大成功をおさめたのをきっかけに、それ以降も新聞連載小説だけでなく数々の文学小説の挿絵を手がけるようになります。型染作家でありデザイナーでもある芹沢が手がけた挿絵は、画家の挿絵とは異なる魅力にあふれ、挿絵を楽しみにコレクションする人も多かったといいます。
この展覧会では芹沢の絵本20冊と、小説や物語などの挿絵50点を中心に展示し、絵本や挿絵の世界に残した芹沢の大きな足跡をごらんいただきます。
イベント情報
●ワークショップなどのイベントを開催する予定です。詳しくはホームページやTwitterをご覧いただくか、お電話にてお問い合わせください。
ホームページ
https://www.seribi.jp/exhibition.html
会場住所
〒422-8033
静岡県静岡市駿河区登呂5-10-5
交通案内
[バス]
静岡駅南口、しずてつジャストライン22番バスのりばから、「登呂遺跡」行きに乗車、終点「登呂遺跡」にて下車。約12分。

[タクシー]
静岡駅南口から登呂公園へ。約10分。

[東名高速]
静岡インターより約10分。
(「登呂遺跡」の道路標識をたどっておこしください)
ホームページ
https://www.seribi.jp/
静岡県静岡市駿河区登呂5-10-5
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