タイトル等
日本の版画・1931-1940・棟方志功登場
会場
千葉市美術館
会期
2004-08-31~2004-10-03
休催日
月曜日(ただし9月20日は開館、翌21日休館)
開催時間
午前10時~午後6時(入場は5時30分まで)金曜日は午後8時まで(入場は7時30分まで)
観覧料
一般800(640)円 大学・高校生560(450)円 中学・小学生240(200)円 ※( )内は前売および団体30人以上
主催者
千葉市美術館 東京新聞
概要
1920年代に版画誌や技法書、展覧会などを介して作り手を増やし、全国に「版画熱」を波及させた日本の版画は、1930年代、戦争への傾斜とともにその様相を変えてゆきました。版画ブームの余韻も未だ濃く、ついに海外での展覧会を実現させた華やかな30年代の前半から、版画誌がひとつひとつ姿を消し、作家たちの多くが彫刻刀を手放した後半へと、わずか10年の間に状況は一変したのです。 そうしたなかで、時代を超えて鮮烈な輪郭を結ぶ何人かのスターが現れました。例えばそれは、幻想的な物語絵を紡いだ谷中安規であり、痛々しいほどに鋭敏な感性で都市を刻んだ藤牧義夫でした。そして版木に潜む魂を抉り出すような作で、衝撃的なデビューを果たしたのがかの棟方志功でした。また美しい版画本や詩画集を世に問い、時代へのささやかな抵抗を試みた出版人たち―版画荘の平井博やアオイ書房の志茂太郎らの存在も忘れてはなりません。
本展では、約300点の作品を集めて1931 (昭和6)年から1940(昭和15)年の日本版画を概観し、版画にとってこの時代がいかなるものであったかを検証します。作家たちの迷いや揺れをも含め、今日の私たちに示唆するものは大きいと考えます。なおこの展覧会は、1997年以来千葉市美術館で開催しておりますシリーズ展「日本の版画」の第四弾でもあります。
ホームページ
http://www.ccma-net.jp/
展覧会問合せ先
千葉市美術館 043-221-2311
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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