タイトル等
顕神の夢ー霊性の表現者
超越的なもののおとずれ
会場
足利市立美術館
会期
2023-07-02~2023-08-17
<前期:7月2日→7月23日・後期:7月25日→8月17日>
休催日
月曜日〈7月17日を除く〉、7月18日[火]
開催時間
10時~18時
入館は17時30分まで
観覧料
一般710(560)円、高校・大学生500(400)円、中学生以下無料
※カッコ内は20名以上の団体料金
※各種障がい者手帳をご提示の方とその付添者1名無料
「あしかがいきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料<住所・年齢を確認できるものをご提示ください>
第3日曜日「家庭の日」(7月16日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族無料
主催者
足利市立美術館、顕神の夢実行委員会
協賛・協力等
監修:鎌田東二(京都大学名誉教授)
助成:一般財団法人地域創造
協力:公益財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団、一般財団法人おもい・つむぎ財団
概要
非合理的で直接的な経験が表現者にとってかけがえのないモチベーションとなることがあります。それはある種の宗教的な体験に似ていますが、宗教以前のものであり、宗教のもととなる出来事とも解釈できます。
表現者たちは、訪れたヴィジョンをたよりに、自己を超えた名状し難い「何か」を捉えるべく身を焦がす思いで制作します。「何か」へのあこがれや思慕は、漠とした信仰心の発露ともいえます。しかし、描けば描くほど、作れば作るほど、その「何か」は、表現者の手からすり抜け別のものとなり替わってしまいます。そのため、彼らは向こうから「何か」がやってくるのを待つしかありません。本展ではこのような心情を仮に「顕神の夢」と名付けてみました。
ときとして土俗的な印象を与える作品が出来(しゅったい)しますが、それは、近代化により捨象されず根強く残った心情の証しです。このような作品は既存の尺度では、測りえないものです。かといって、排除するわけにはいきません。現に作品は凄まじい力をもって迫ってきます。ならば、私たちは、作品にふさわしい尺度を学び、鍛えなければなりません。尺度がそぐえば作品は豊かな世界を開示してくれます。また、このような観点から、いわゆるモダニズムの文脈でのみ解釈されていた作品を読み直すことも可能です。優れた作品はすべからく不可知の領域に根ざしていると思われます。
本展は、今までモダニズムの尺度により零(こぼ)れ落ち、十分に評価されなかった作品や、批評の機会を待つ現代の作品に光をあてる一方、すでに評価が定まった近代の作品を、新たな、いわば「霊性の尺度」でもって測りなおすことにより、それらがもつ豊かな力を再発見、再認識する試みです。
イベント情報
①開催記念鼎談「顕神の夢」:7.2[日]/定員:60名/鎌田東二(京都大学名誉教授、本展監修者)、土方朋司(川崎市岡本太郎美術館・本展提案者)、江尻潔(当館次長、本展提案者) ②開催記念対談「宮古/カンカカリャ(カミ掛かり)について」:7.22[土]/定員:60名/宮川隆(本展出品者)、川島健二(民俗学) ③ワークショップ「音連れの色と形」(音に合わせて描くワークショップ):8.5[土]/定員:20名(小学生以上対象)/石塚雅子(本展出品者)、中村香奈子(雅楽演奏者)、塚原麻由子(シンギング・リン奏者) ④学芸員によるギャラリートーク:7.15[土]、8.13[日] ⑤学芸員による鑑賞ワークショップ:7.16[日] ※①~⑤すべて:14:00~/参加無料(④⑤のみ高校生以上要観覧券) ※①②③:会場は美術館多目的ホール/参加希望の方は電話(0284-43-3131)でお申込みください(定員になり次第締切) ※④⑤は参加希望の方は当日14:00に美術館入口受付までお集まりください
展示替え情報
期間中展示替えあり<前期:7月2日→7月23日・後期:7月25日→8月17日>
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/ashi-bi/2023-Kenshin.html
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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