2022年秋に開館30周年を迎えた小磯記念美術館。六甲アイランドには3つの美術館がありますが、当館は最初に誕生しました。
「六アイの文化はここから」の原点に戻り、コレクションから幅広く油彩、素描を展示します。
特集は、KOISOポートレートミュージアム。日頃公開の機会が少ない肖像画を一堂に展示します。
人物画に定評のある小磯良平には、肖像画の制作依頼が少なからずありました。
ただ個人の肖像は、常設展ではテーマになかなか合わないため、紹介しにくいのです。
描かれているのは圧倒的に男性であり、それらが並ぶのは、普段と異なる空間になると思います。
《宮崎辰雄氏像》は、神戸市長を5期つとめた、当館の開館にゆかりの深い人物の肖像です。
兵庫県内めぐり特集は、《淡路イザナギ神宮》や《御影風景》などの風景画と資料を展示します。
桝井一夫や元川嘉津美など神戸ゆかりの画家たちの作品とともに紹介します。