タイトル等
河本五郎
反骨の陶芸
会場
菊池寛実記念 智美術館
会期
2023-04-22~2023-08-20
休催日
毎週月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
開催時間
11:00~18:00
(最終入館17:30)
観覧料
一般1,100円/大学生800円/小中高生500円
リピート割引
会期中2回目以降のご鑑賞の方は半券(有料券)のご提示で観覧料を300円割引いたします。チケット購入時に半券をご提示ください。
※割引の併用はできません。
主催者
公益財団法人菊池美術財団、日本経済新聞社
概要
河本五郎(1919ー1986)は表現素材としての陶磁器を追求し、その概念を推し広げた作家の一人です。1000年以上の歴史を持つ陶磁器の生産地、愛知県瀬戸市に生まれ、幼少より瀬戸の窯業に身を置きますが、伝統的な技術や価値観を客観的に捉え、個人の創意でそれらに対峙しました。
河本の制作は、大きくは前半の陶器と後半の磁器に分かれます。陶器の制作では、土の粗い表情や裂け目、歪み、ひずみを生かし計算し、様々な方法で素材感や物質感をダイレクトに造形化する作風を確立しました。成形技法として轆轤(ろくろ)に重きを置いた当時の瀬戸において、作りたいものに合わせて土や技法を選択、または開発する河本の姿勢は異質なものでした。
家業の染付磁器とは異なる制作で作家として自立した河本ですが、意志ある姿勢はそのままに、しかし陶器から磁器へ制作を移行させます。そして瀬戸の染付磁器と更にそのルーツとなる中国陶磁への考察をもとに、どちらとも異なる独自の染付と色絵に取り組んだのです。それは自らの制作で陶磁の伝統や歴史に迫り、乗り越え、進展させようとする行為であったといえます。
本展は、東京で開催する没後初めての回顧展となります。陶磁器における創作に真摯に向き合った初期から晩年までの70余点で河本五郎の陶芸をご覧ください。
イベント情報
◎担当学芸員によるギャラリートーク
「河本五郎 反骨の知性」
5月6日(土)、27日(土)/6月17日(土)いずれも15時より

◎こども鑑賞会
お子様と保護者の方に向けた鑑賞会。
やきものを見て、絵に描いて、発見しよう!
7月29日(土)14時から1時間ほど
定員=10組25名様
お申込制→Tel.03-5733-5131/info@musee-tomo.or.jp
年齢目安=4歳~小学6年生(保護者の方ご同伴のこと)
参加費=こども無料、保護者の方は要当日観覧券
講師=冨田めぐみ(NPO法人赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会代表)

◎ナイトミュージアム
ユニット「やぶかたり」による朗読劇
坂口安吾作「紫大納言」
閉館後の展示室で、文学と陶芸のコラボレーションをお楽しみください。
8月12日(土)18時30分より(開場18時20分)当館B1展示室にて
出演=今井朋彦、矢代朝子
会費=3,000円(別途当日観覧券1,100円)
定員=60名様
お申込制→Tel.03-5733-5131/info@musee-tomo.or.jp
4月25日(火)受付け開始
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/exhibition/
会場住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
交通案内
【地下鉄各駅からのアクセス】
・日比谷線・神谷町駅: 出口4bより徒歩6分
・南北線・六本木一丁目駅: 改札口より徒歩8分 (改札口を出て正面左前方のエスカレーターを乗り継いで一番上まで上がって下さい)
・南北線/銀座線・溜池山王駅: 出口13より徒歩8分
・銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分

【バスによるアクセス】
「神谷町駅前」下車徒歩7分
・都バス・渋88 (渋谷駅前―新橋駅前)
・都バス・橋86 (目黒駅前―新橋駅前)
・都バス・浜95 (品川車庫前―赤羽橋駅前)
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
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