タイトル等
開館25周年記念
渉(わた)るあいだに佇(たたず)む
美術館があるということ
会場
茅ヶ崎市美術館
会期
2023-04-08~2023-06-11
休催日
毎週月曜日
開催時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般700(600)円、大学生500(400)円、市内在住65歳以上350(250)円、高校生以下無料、障がい者およびその介護者は無料
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
協賛・協力等
協力=一般財団法人ジェネラティブアート振興財団、GALLERY KTO、株式会社洋建築企画、茅ヶ崎太陽の郷、株式会社ボンド、茅ヶ崎市立図書館
概要
美術館があることってなんでしょう?
茅ヶ崎に美術館が開館したのは、今から25年前。これまで茅ヶ崎にゆかりのある作家の作品を多く所蔵してきました。さらに近年では、同時代を生きるアーティストと展覧会を開催し、地域に関連した作品を増やしてきています。制作された時代も、形態も異なるそれらの作品には、その時々のアーティスト自身の関心事や、物事の捉え方、思考の跡が見てとれます。その一方で、作品の見え方は、見る人の状況、社会情勢によっても変わっていきます。身近なところでいえば、その日あった出来事や心の状態、晴れや曇りなどの天候の変化まで含み、瞬間ごとに変わっていくでしょう。そのように揺れ動くものの中で、ふと立ち止まり、自分や他者の考えの中に身を置いてみる。美術館は、多くの物事が急速に変化する時代のはざまで、佇むことができる空間なのかもしれません。
本展覧会では、子どもと大人が展示室の巨大な壁面と対峙して出来上がった作品、茅ヶ崎に落ちていたゴミでつくられた作品、まちのシンボルである烏帽子岩をモチーフにした作品、天候や時間によって変化しつづける作品、美術館を訪れる人や周辺に暮らす人の声を集めた展示など、茅ヶ崎市美術館のために制作された作品とともに美術史に残るゆかりある作家の作品が展開されます。作品と作家、時代と社会、他者と自分、過去と未来。さまざまなものやことのあいだに佇み、一人ひとりの美術館での時間を過ごしていただけたら幸いです。 そして、25年をひとつの節目に、地域に美術館という場があることについて、来館者のみなさんと一緒に考えることができたらと思います。
イベント情報
美術館の建築ディテールツアー
4月22日(土) 14:00ー15:30
出演:新倉隆(洋建築企画チーフデザイナー/一級建築士)
会場:美術館館内/定員:20名(申込制・先着順)/料金:500円(資料代)

アウトリーチ・トーク
①作家ゆかりの地、文化人を呼び寄せた「南湖院」
4月23日(日) 14:30ー16:00
出演:平山孝通(茅ヶ崎ゆかりの人物館学芸員)×小川稔(当館館長)
集合場所:南湖院記念 太陽の郷庭園(茅ヶ崎市南湖7-12869)
定員:30名(申込制・先着順)/料金:500円(資料代)

②アート×ビール 見る楽しみ、飲む楽しみ
6月10日(土) 14:30ー16:00
出演:大庭陸、山本俊之(Passific Brewing)×やんツー(美術家)
集合場所:Passific Brewing工場(茅ヶ崎市萩園2644-3)
定員:15名(申込制・先着順)/料金:1,000円(ビール1本付き)

カフェ・トーク
定員:30名(申込制・先着順)/料金:700円(ワンドリンク付き)
会場:美術館アトリエ

①現象と境界を共有していくこと
5月13日(土) 14:30ー16:00
出演:小林晴夫(アーティスト/blanClassディレクター)×鵜飼美紀(アーティスト)

②かたちで創り上げていくこと
5月14日(日)14:30-16:00
出演:野老朝雄(美術家)×小川敦生(アーティスト)

③地域を素材にモノ/コトを起こすこと
5月28日(日)14:30-16:00
出演:藤原大(アーティスト/クリエイティブディレクター)×小川稔(当館館長)

オンライン・ワークショップ「プログラミングで描く茅ヶ崎の海」
5月27日(土)14:00ー15:30
講師:高尾俊介(クリエイティブコーダー)
会場:Zoomによるオンライン形式で実施/対象:小学生以上 (小学4年生までは保護者同席)/定員:10名(申込制・先着順)/料金:無料
【申込方法】氏名・年齢・連絡先を記入し、「bijutsukan@chigasaki-arts.jp」までメールをお送りください。

親子向けショート・アニメーション上映会&ミニトーク
6月3日(土)10:30-11:30
出演:若見ありさ(アニメーション作家)
会場:茅ヶ崎市立図書館2階 第1会議室/対象:未就園児~大人(小学3年生までは保護者同伴)/定員:50名(申込制・先着順)/料金:無料

地域の素材を活かした造形ワークショップ
6月4日(日)10:30-16:30
講師:東京造形大学 若見ありさゼミナールの学生の皆さん
会場:美術館アトリエ/対象:小・中学生向け(小学3年生以下は保護者同伴)
料金:500円(申込不要・時間内随時受け付け)

エディター×キュレーター「『聞く』ことからはじまるもの」
4月16日(日)14:00-15:00
出演:森若奈(編集者)×藤川悠(当館学芸員)
会場:美術館展示室/料金:無料(要観覧券・申込不要)

アーキテクト×キュレーター「建物をつくる人×つかう人の建築ツアー」
5月7日(日)14:00ー15:30
出演:山口理紗子(建築家)×藤川悠(当館学芸員)
会場:美術館展示室/料金:無料(要観覧券・申込不要)

キュレータートーク ※②は手話通訳付き/視覚に障がいのある方もご相談ください
①4月15日(土) ②6月9日(金) 各日14:00ー15:30
会場:美術館展示室/担当:藤川悠(当館学芸員)
料金:無料(要観覧券・申込不要)

*申込制のイベントは、2023年4月8日(土)10:00より、電話または美術館受付にて開館時間内にお申し込みください。[オンライン・ワークショップはメールでのお申し込みとなります]
*アウトリーチトークは、会場までご自身でお越しいただくプログラムです。駐車場はございませんので公共交通機関をご利用ください。その他詳細は申し込み時にお伝えします。メモをご用意の上お申し込みください。
ホームページ
https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/7120/
会場住所
〒253-0053
神奈川県茅ケ崎市東海岸北1-4-45
交通案内
■ 公共の交通機関でお越しの場合
徒歩
JR茅ヶ崎駅南口より 高砂通りを南へ向かい 徒歩約8分です。

バス
同駅南口よりコミュニティバスえぼし号をご利用ください。
① 中海岸南湖循環市立病院線に乗車(約1分)し、
② 図書館前で下車、高砂緑地入口まで約70mです。

■ お車でお越しの場合
新湘南バイパス [茅ヶ崎海岸IC]より 江の島方面(左側二車線)へ、[柳島]交差点を左折し、国道134号線を進み、[野球場前]交差点を左折し、約800m直進すると右手に美術館専用駐車場があります。
ホームページ
https://www.chigasaki-museum.jp/
神奈川県茅ケ崎市東海岸北1-4-45
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