タイトル等
村上三郎展
『川小屋・自分から出て行く・その他の作品』
会場
ギャラリー島田
会期
2022-10-29~2022-11-09
開催時間
11:00~18:00
※最終日は16:00まで
概要
1955年の入会から72年に解散するまで具体美術協会のメンバーだった村上三郎は、その在籍中からギャラリーでのいわゆる「個展」をほとんど開いていません。具体解散後の73年から77年にかけて、ほぼ年に一度のペースで集中的に個展を開いた時期がありましたが、まるで展覧会自体が一つの作品であるような極めてコンセプチュアルなそれらは、幾つもの個別の作品が並んだいわゆる個展とは随分と趣の違ったものでした。
今回の個展の主役は、美術館などでの大作中心の展覧会にはなかなか出品されないような、自宅にあった小さな作品、少し変わった作品や三郎と牧子が大切に残していた作品などです。二人が普段、部屋に飾って当たり前に眺めていた作品もあれば、何度かの引っ越しを経て、大事に仕舞い込まれていた作品もあります。そんな、家族にとって大切な作品やお気に入りの作品を、気ままに選んで並べてみました。村上三郎なら決して開かなかっただろう「個展」です。どうぞご覧下さい。
村上知彦

私と村上三郎さんの出会いは1992年1月に遡ります。
今に至るまでに、ギャラリーで個展をされる作家に画帖に作品を残していただくことを始めたのが1992年からでした。これを「メモリアルブック」と呼んでいます。
記念すべき1冊目の中に、村上三郎さんも足跡を残されています。
今回、村上さんのご家族のご協力を得て、ご自宅で保管されていた未発表の作品をご覧いただく展覧会を開催できることを嬉しく思います。
島田誠
イベント情報
◆ギャラリートーク「村上三郎さんのおはなし」 10月29日(土) 15:00~ 〈無料・要予約〉
ナビゲーター:池上司(神戸文化支援基金理事)、大槻晃実(芦屋市立美術博物館学芸員)
ホームページ
http://www.gallery-shimada.com/cn1/2022-10-17.html
会場住所
〒650-0003
兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24 リランズゲートB1F
交通案内
三宮より徒歩15分。
異入館へと続く北野坂を上ると、山手幹線との交差点で横断歩道を渡り、左(西)へ曲がる。
山手幹線沿いをそのまま行くと通り沿い右手に西村珈琲のお店がある。そこを右(北)へと曲がるとハンター坂。
ハンター坂を5分ほど上がると右手に松竹タクシーの事務所があり、その真向かいの通り左手に安藤忠雄建築のコンクリートの建物があります。
その地下1Fがギャラリー島田です。
ホームページ
https://www.gallery-shimada.com
兵庫県神戸市中央区山本通2-4-24 リランズゲートB1F
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索