タイトル等
ゲルハルト・リヒター
会場
豊田市美術館
会期
2022-10-15~2023-01-29
休催日
月曜日[2023年1月9日は開館]
[2022年12月28日-2023年1月4日は休館]
開催時間
午前10時~午後5時30分
[入場は午後5時まで]
観覧料
[前売券]
一般1,400円、高校生・大学生800円、中学生以下無料
販売場所:豊田市美術館(9月4日まで)、T-FACE B館2階インフォメーション(10月14日まで)、オンライン(9月中旬から10月14日まで)

[当日券]
一般1,600円、高校・大学生1,000円、中学生以下無料
-オンラインチケットは100円割引、20名以上の団体は200円割引(他割引との併用不可)
【観覧料の減免について】
-豊田市内在住又は在学の高校生、豊田市内在住の75歳以上、障がい者手帳をお持ちの方(介ぞえ者1名)は無料(要証明)
-その他、観覧料の減免対象者及び割引等については豊田市美術館へお問い合わせください。
主催者
豊田市美術館、朝日新聞社
協賛・協力等
後援
大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都、在日ドイツ商工会議所

特別協力
ゲルハルト・リヒター財団、ワコウ・ワークス・オブ・アート

協力
小川香料ホールディングス、ルフトハンザ カーゴ AG、岡建工事
概要
今日もっとも注目を集める画家ゲルハルト・リヒター。日本の美術館では16年ぶりとなる大規模な展覧会です。

リヒターは1932年にドレスデンに生まれ、1960年代にデュッセルドルフの芸術アカデミーで学びます。そのころから一貫して絵画を手掛けながらも、身近な写真を拡大して描く〈フォトペインティング〉、ガラスや鏡を用いた作品、巨大なカラーチャート、そして抽象絵画など、今日絵画が持つ可能性を最大限に展開しながら、わたしたちがイメージを思い浮かべ、見つめ、そして作り出す、その条件自体を問う制作を続けてきました。それはまた、第二次世界大戦からの東西分裂と統一を経験した自国ドイツの歴史も背景に、イメージがいかに真実性を持ち得るかを検証する長きにわたる実践でもありました。

リヒターが90歳を迎える年に開催される本展は、彼が大切に手元に残してきた作品を中心に、60年にわたる画業を紹介します。なかでも、アウシュヴィッツの強制収容所でひそかに撮影された写真を出発点にした〈ビルケナウ〉は、2014年にようやく取り組むことができたと画家が語る集大成的な作品です。これまでヨーロッパ各地、そしてニューヨークで展示され、さまざまな議論を呼んできましたが、アジアでは初めて公開されることになります。

60年代の〈フォトペインティング〉から初公開となるドローイング、豊田会場のみ展示される2022年の最新作、あわせて約140点による待望の回顧展。豊田市美術館の特徴的な空間でぜひご覧ください。
イベント情報
学芸員による「ゲルハルト・リヒター」展レクチャーと関連コンサート
◯時間:
午後1時30分開場 午後2時開演
午後2時 1部レクチャー(30分程度)
午後2時45分 2部コンサート(1時間程度)
※1部2部通しでの申し込みとなります。
◯場所:美術館講堂(要事前申込・先着120名)
◯料金:無料
◯内容:
1部 担当学芸員である鈴木学芸員のレクチャー
2部 名古屋ヴィルトゥオーゼンによるコンサート
◯出演:
名古屋ヴィルトゥオーゼン
・井上京:クラリネット
・矢口十詩子、井上絹代:ヴァイオリン
・石橋直子:ヴィオラ
・岩田彩子:チェロ
・古橋由基夫:コントラバス
・山本敦子:ピアノ
◯申込方法:
①氏名(ふりがな)②年齢③電話番号④住所を記入の上、件名を必ず「美術館コンサート申し込み」として、豊田市美術館までメール(bijutsukan2@city.toyota.aichi.jp)にてお申し込みください。
◯申込受付開始:2022年10月14日(金)午前10時~
※お一人様1回限り。お申し込みいただいた本人様のみご入場いただけます。
※結果はメールにて通知いたします。座席は指定席となります。
※上記の時刻以前のお申し込みは受け付けまん。
※先着順。定員に達し次第、受付を終了します。
※定員に満たない場合は10月28日(金)午後5時で受付を終了します。
※お申し込みいただいた情報は当イベントの目的以外には使用いたしません。
期間:令和4年11月13日(日) 午後1時30分開場 午後2時開演
会場:豊田市美術館 講堂

レクチャー「ホロコーストの記憶と現代美術 ― リヒターの《ビルケナウ》をめぐって」
講師香川檀氏(表象文化論、20世紀美術、ジェンダー論・武蔵大学人文学部教授)
本展出品作の《ビルケナウ》(2014年)は、第二次世界大戦時のアウシュビッツ強制収容所で撮影された4枚の写真を出発点に、リヒターが80歳を過ぎてようやく描くことのできた「記念碑的な」作品です。今回のレクチャーでは、ドイツを中心に、負の過去の記念碑をはじめ、現代美術における「記憶アート」の観点から、リヒターの《ビルケナウ》がはたして記念碑たりうるのか、なぜリヒターは《ビルケナウ》を塗りつぶしたのか、といったトピックについて考えてみたいと思います。
日時 2022年12月17日(土) 午後7時-9時
オンラインで配信します。申し込み不要。聴講無料。アーカイヴ配信は予定していません
【配布資料】
【講師について】
香川檀
表象文化論、20世紀美術、ジェンダー論・武蔵大学人文学部教授
おもな著書に『ハンナ・ヘーヒ―透視のイメージ遊戯』(水声社、2019年)、『想起のかたち―記憶アートの歴史意識』(水声社、2012年)、共著に『記憶の網目をたぐる―アートとジェンダーをめぐる対話』(彩樹社、2007年)。『ユリイカ ゲルハルト・リヒター特集』(2022年6月)には「写真に似たもの―ゲルハルト・リヒターの〈記憶絵画〉と女性イメージ」を寄せる。
期間:2022年12月17日(土) 午後7時-9時
会場:オンラインで配信

レクチャー「リヒターとアメリカ」
講師荒川徹氏(視聴覚芸術研究・愛知淑徳大学准教授)
ドイツのアーティストであるリヒターが、アメリカのポップアートやミニマリズムといった芸術とどのように向き合ったのかを考えるレクチャーです。無表情、ロックミュージック、事件といった問題のなかに、あいまいなリヒター作品の輪郭を取り出し、「くっきり」させようとする試みとなるでしょう。
日時 2022年12月4日[日] 午後2時-3時30分
会場 豊田市美術館講堂(*オンラインでの同時配信も予定しています。配信URLは当日、このページに掲出します)
定員 170名
応募方法 あいち電子申請・届出システム(講堂での聴講をご希望の場合のみ)
*受付開始 11月3日(木・祝)0:00~
*先着順。定員に達し次第受付を終了します 。オンラインでの聴講には申し込みは必要ありません。
【講師について】
荒川徹
視聴覚芸術研究・愛知淑徳大学准教授
著書に『ドナルド・ジャッド 風景とミニマリズム』(水声社、2019年、吉田秀和賞受賞)、共著に『映像と文化 知覚の問いに向かって』(藝術学舎、2016年)など。『ユリイカ ゲルハルト・リヒター特集』(2022年6月)には「ディストーション・偽色・スペクトログラム―リヒターの音響」を寄せる。
期間:2022年12月4日(日) 午後2時-3時30分
会場:美術館講堂

映画上映『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』
ゲルハルト・リヒターは1961年からデュッセルドルフの芸術アカデミーで学びました。リヒターはそこでジグマー・ポルケ、コンラート・リューク(フィッシャー)、ブリンキー・パレルモといった友人に出会い、お互いに切磋琢磨していくことになります。そのアカデミーにいたのがヨーゼフ・ボイスでした。リヒター自身はこのお騒がせ教師に直接指導を受けることはなかったようですが、影響力の強いボイスのことをリヒターは自分とはまったく異なる芸術家のタイプでありながら、憧れと反発心をいだくような対象だったとのちに語っています。(昨年度当館で開催したボイス+パレルモ展も思い出しながら)この機会にあらためてボイスについてのドキュメンタリーを上映します。
日時 2022年11月20日[日]、26日[土] いずれも午後3時から
会場 豊田市美術館講堂
上映作品 『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』(アンドレス・ファイエル監督・脚本/2017年/107分、日本語字幕版)
料金 無料(企画展チケットが必要です。)
定員 100名(先着、入場は午後2時30分から)
参加方法 当日上映開始時刻までに美術館1F講堂へお集まりください
期間:上映日:2022年11月20日[日]、26日[土] 時間:午後3時
会場:美術館講堂

映画上映『ゲルハルト・リヒター・ペインティング』
日時 2022年11月3日[木・祝]、11月12日[土] いずれも午後3時から
*当日午後1時半から整理券を配布します。講堂前にお集まりください。
会場 豊田市美術館講堂
上映作品「ゲルハルト・リヒター・ペインティング」(コリーナ・ベルツ脚本・監督/2011年/97分、日本語字幕版)
料金 無料(企画展チケットが必要です)
定員 80名(先着、開場は午後2時30分から)
参加方法 当日上映開始時刻までに美術館1F講堂へお集まりください
期間:2022年11月3日[木・祝]、11月12日[土] 時間:午後3時~
会場:美術館講堂

担当学芸員によるギャラリー・トーク
日時 2022年10月22日[土] 午後12時30分-
12月25日[日] 午後3時30分-
2023年1月22日[日] 午後3時30分-
会場 展示室
料金 無料(企画展チケットが必要です)
定員 20名 *先着順 *無線通信機器を使います
参加方法 当日開始時刻までにインフォメーションカウンター前にお集まりください
期間:2022年10月22日[土]午後12時30分-、12月25日[日]午後3時30分-、2023年1月22日[日] 午後3時30分-
会場:展示室

豊田市のまちなかサポーター店における様々な特典について
豊田市駅周辺のまちなかにある飲食店等の店舗(豊田市美術館サポーター参加店)にて、
展覧会「ゲルハルト・リヒター」のチケットご提示いただくとお得なサービスを利用することができます!
※「豊田市美術館サポーター参加店」において、当日の観覧チケット(半券可)をご提示ください。
※オンラインチケットは、購入確認メールをご提示ください。
期間:2022年10月15日[土]ー2023年1月29日[日]
会場:豊田市まちなかサポーター店

作品ガイドボランティアによる
ふゆやすみ”こども”ギャラリーツアー
小学生を対象に作品ガイドボランティアが対話を交えて美術館や開催中の展覧会を紹介するツアーです。はじめて美術館を訪れる機会としてもおすすめです。ぜひご家族、兄弟姉妹、お友達といっしょにご参加ください。
日時:12月27日[火]、1月7日[土]
各日午前10時30分~45分程度
1階インフォメーションカウンター前にお集まりください。事前申し込みは不要です。
対象:小学3-4年生向け(保護者、兄弟姉妹の方もぜひご参加ください)
定員:各回先着15人(保護者、兄弟姉妹の参加者数も含む)
参加無料 *ただし高校生以上は企画展観覧券が必要
【お問い合わせ】
tel:0565-34-6610
bijutsukan@city.toyota.aichi.jp
マスクの着用、手指の消毒等、感染症対策にご協力をお願いします。体調がすぐれない方は参加をお控えください。
また、新型コロナウィルス感染症の拡大状況によってはイベントを中止する場合もあります。予めご了承ください。
期間:12月27日[火]、1月7日[土]
会場:豊田市美術館 展示室

作品ガイドボランティアによるギャラリーツアー
木曜日を除く毎日午後2時(土日、祝日は午前11時~、午後2時~)
*ギャラリーツアーの参加には当日の観覧券が必要です。
*参加にはマスクの着用が必要です。
*無線通信機器を用いてツアーを行います。
*定員20名(先着順)
期間:木曜日を除く毎日午後2時(土日、祝日は午前11時~、午後2時~)
会場:展示室8,1-3
巡回等情報
東京国立近代美術館 2022/6/7[火]-10/2[日]
ホームページ
https://richter.exhibit.jp/
会場住所
〒471-0034
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
交通案内
【名古屋駅より】
地下鉄東山線 伏見駅乗り換え、地下鉄鶴舞線 豊田市行き 終点下車 名鉄名古屋本線豊橋行き「知立」乗換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【豊橋駅より】
名鉄名古屋本線名鉄岐阜行き又は新鵜沼行き「知立」乗り換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【最寄り駅より】
名鉄 豊田市駅 または 愛知環状鉄道 新豊田駅より 徒歩15分

【お車をご利用の場合】
東名高速道路 豊田市ICより 約15分
東海環状自動車道 松平ICより 約15分 豊田東ICより 約20分
ホームページ
https://www.museum.toyota.aichi.jp/
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
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