タイトル等
立花文穂展 印象
IT'S ONLY A PAPER MOON
会場
水戸芸術館現代美術ギャラリー
会期
2022-07-23~2022-10-10
休催日
月曜日 ※ただし9月19日、10月10日(月・祝)は開館、9月20日(火)は休館
開催時間
10:00~18:00
(入場は17:30まで)
観覧料
一般900円、団体(20名以上)700円
高校生以下/70歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です
※一年間有効フリーパス→「年間パス」2,000円
学生とシニアための特別割引デー「First Friday」→学生証をお持ちの方と65歳~69歳の方は、毎月第一金曜日(8月5日、9月2日、10月7日)100円
主催者
公益財団法人水戸市芸術振興財団
協賛・協力等
助成●芸術文化振興基金
協力●サントリーホールディングス株式会社
企画●井関悠(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)
概要
文字や紙、本を素材・テーマに作品を制作してきたアーティスト、立花文穂(たちばな・ふみお、1968年広島市生まれ)による、美術館での初個展を開催します。
製本業を営む家に生まれた立花は、幼少期より身近に存在した紙や印刷物、文字などから着想を得て、「よせ集める」「つなぎ合わせる」という行為を通じ新たなかたちをつくりだしました。2000年に入り活版による印刷物や大判カメラで撮影した写真、さらにブロンズによる彫刻など「文字」を基軸にした作品を制作し表現を探ってきました。同時に、葉がきからポスターまで多種多様な印刷物や本などのグラフィックデザインで高い評価を得るなど分野を横断して活動してきました。2007年から責任編集とデザインを自らが担当し発信する媒体として刊行する『球体』もその一つです。
立花の表現の原点には、紙に触れること、文字を書くこと、があります。
それらは、実父が営んできた製本所の存在、子どもの頃から親しんだ「書」、そして彼の生まれ故郷である広島の歴史と記憶へとつながっていきます。
近年、立花は、筆を持ち「書」のような作品へと回帰しています。
本展は、「印象」(英語では「IMPRINT/IMPRESS」)というタイトルのもと印刷/印字と象形(かたどる/かたちづくる)という立花の創作の思想・思考に深く触れられる機会となるでしょう。
美術館における初の個展として、本展に合わせて制作される新作とともに、彼の四半世紀にわたる創作を総体的に紹介します。
イベント情報
●「立花文穂展 印象 IT'S ONLY A PAPER MOON」開幕記念対談 立花文穂×小池一子
本展開幕を記念し、学生時代から立花を見続けてきたクリエイティブディレクターの小池一子と立花文穂による対談を開催します。
出演●立花文穂(本展出品作家)、小池一子(クリエイティブディレクター、佐賀町アーカイブ主宰、武蔵野美術大学名誉教授)
日時●7月23日(土)14:00~15:30(13:30開場)
会場●ACM劇場
定員●80名 ※要予約/先着順(詳細は弊館HPをご確認ください)
参加費●無料 ※展覧会入場券が必要です。

●『機会 OPPORTUNITIES』Live
立花が所有する活版印刷機を「楽機」として演奏(操作)しレコードで発表予定の《球体9『機会 OPPORTUNITIES』》。本展会期中に、インスタレーションの機械音に呼応するギター演奏や鍵盤プレーヤーとのコラボレーションを実施します。
出演●立花文穂+畑俊行[IL TRENO]+野村卓史[IL TRENO]
日時●不定期 ※開催日程は当館現代美術センターHP、twitter等のSNSで告知します。
会場●現代美術ギャラリー ※展覧会入場券が必要です。

【展覧会関連 教育プログラム】
■ウィークエンド・ギャラリートーク■
市民ボランティアCACギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。おひとりでも、お誘いあわせでもご参加ください。参加ご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。
日時●8月6日(土)より毎週土曜日 各日15:30~16:30
※ただし他のプログラムとの関連で中止となる場合もございます。
料金●無料(展覧会入場料に含まれます)

■夏のこらぼ・らぼ■
2011年より夏休みにアーティスト・ワークショップをお届けしているこらぼ・らぼシリーズ。
今年度は、当館で個展を開催中の立花文穂と一緒にオリジナルの象形文字を作るワークショップをはじめ、予約なしでも気軽に参加できる素材実験工作コーナーなど、いくつかのプログラムを準備して皆様のお越しをお待ちしております。夏休みの終わりごろ、アーティストやご家族、お友達で「こらぼ」を楽しみませんか?
日時●8月20日(土)、21日(日)
会場●現代美術ギャラリー内ワークショップ室ほか
対象●参加費:プログラムによって異なります
※申込方法、プログラム等詳細はチラシ・ホームページをご覧ください。

「かたちのみかた●象形文字を書いてみよう」
当館で個展を開催中のアーティストと一緒に、思い出や記憶をかたどり、じぶんしか読めない文字を作り出すワークショップです。生まれてきたかたちを、大きな紙に、のびのびと書いてあらわしてみよう。
講師●立花文穂(本展出品作家)
日時●8月20日(土)10:30~12:30/14:30~16:30
会場●現代美術ギャラリー内ワークショップ室等
対象●小学生~中学生(大学生までの学生は応相談)
定員●各回20名程度
※申込方法等詳細はチラシ・ホームページをご覧ください。
○その他2~3のプログラムを計画しております。
ホームページ
https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5185.html
会場住所
〒310-0063
茨城県水戸市五軒町1-6-8
交通案内
JR 及び 路線バス
上野駅(※)から 水戸駅まで、常磐線特急『ひたち』『ときわ』及び各駅停車が約30分毎に運行しています。乗車時間は特急で約65~80分、各駅停車で約130分です。

水戸駅からは、バスをご利用になると便利です。「北口バスターミナル4~7番のりば」から乗車し、「泉町1丁目」下車。乗車時間は約10分です。降車後バスの進行方向に進み、すぐの交差点で大通り(国道50号)を渡り、そのまま路地を直進してください。徒歩2分ほどで到着します。

※2015年3月のダイヤ改正により、幾つかの時間帯において常磐線の運行が延長され、品川駅発着(東京駅経由)の便が追加されています。


お車
常磐自動車道 水戸ICより 国道50号線を水戸市街地方面へ 約20分。

水戸ICを下りた道路が国道50号線です。そのまま市街地方面にお進みください。
しばらく進みますと、バイパスと本道と分かれていますが、そのまま下の道路(本道)をお進みください。道なりに15分ほどで水戸の市街地に入ります。
市街地の中の交差点、「南町3丁目」で左折をしてください。(左手にみずほ銀行がございます。) そこから「2つ目の信号」でまた左折をしてください。
そこから信号ひとつ過ぎたところで芸術館の地下駐車場のマークが見えてまいります。


高速バス
東京駅 八重洲南口バスターミナルのりばから 「常磐高速バス(赤塚又は茨大ルート) 水戸駅行き」で約100分、泉町1丁目下車、徒歩2分。
ホームページ
https://www.arttowermito.or.jp/
茨城県水戸市五軒町1-6-8
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