400年間の西洋美術史をたどる
ポーランドのワルシャワにあるヨハネ・パウロ2世美術館は、化学者ズビグニェフと妻ヤニナのポルチェンスキー夫妻から寄贈されたコレクションをもとに設立されました。
そのコレクションは、15世紀以降の西洋絵画の巨匠たちの優品であるオールドマスターから19世紀印象派まで網羅するものです。
本展では、絵画の中の女性たちにスポットをあて、16世紀ルネサンスからロココ、アカデミー絵画に至るまで400年間の西洋絵画61点を紹介します。クラーナハ(子)、レンブラント、ヴァン・ダイク、ゴヤなど、時代を彩る巨匠たちがどのように女性を描き出したのか、それぞれのスタイルを楽しんでいただければ幸いです。