タイトル等
カルテット 着陸と着水X 中西夏之展
会場
川村記念美術館
会期
2004-04-10~2004-06-27
休催日
ただし5月3日(月/祝)は開館、5月6日(木)は休館
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般1,000(800)円
大高生・70歳以上800(600)円
中小生400(300)円
*( )内は20名以上の団体料金
*常設展も併せてご覧いただけます。
主催者
川村記念美術館
概要
中西夏之(1935年、東京生まれ)は、「広さと近さ-絵の姿形」展(愛知県美術館、愛媛県美術館)、「二箇所-絵画場から絵画衝動へ」展(東京藝術大学大学美術館)により、2003年度毎日芸術賞を受賞いたしました。これまでの公私立美術館での10回を数える個展、国内外のグループ展、数多くの公私立美術館コレクション、東京藝術大学教授への招聘(1996-2003年)など、この20年間の軌跡は、中西が現代日本の絵画において非常に高い評価を受けてきたことを示すものと言えましょう。
中西夏之は、現代絵画の可能性を独自に切り開いてきましたが、1995年以降、イメージおよび絵画の構造を探求するために、通常の絵画形式を逸脱するインスタレーション的な形式、「着陸と着水」シリーズを試行してきました。
「着陸と着水」シリーズは、「着陸と着水 舞踏空間から絵画場へ」展(神奈川県立近代美術館、1995年)、《紗幕孔穿》(東京現代美術館、1997年)、「絵画への照射」展(横田茂ギャラリー、1999年)、《二箇所Ⅰ》《二箇所Ⅱ》(愛知県美術館、愛媛県美術館、東京藝術大学大学美術館、2001-2003年)、《地上30センチ》(森美術館、2004年)などの展覧会における発表や、リヨン・オペラ座「三人姉妹」の舞台装置、岐阜県テクノプラザ(1998年)、電通本社ビル(2002年)のパブリック・アートなどとして発表されています。そして本展の新作《カルテット》は、同シリーズの10番目を数えます。
本展は、新作のインスタレーション《カルテット》(床面10×10メートル)。圧倒的な絵画の力を全国各地の美術館で示し続ける70年代から80年代後半までの絵画作品、また、60年代から70年代に萌芽的に製作され「着陸と着水」と隠喩的な関係を持つと考えれれる絵画、オブジェなど35点(予定)によって構成されます。
本展は、《カルテット 着陸と着水X》を契機に、絵画、オブジェなどの響きあう場所、あるいは、「無限遠点からの響き」を「緩やかに」待ち受ける絵画の場所/絵画という場所を提示する試みと言えましょう。
そして、その響きは、「ここ」から「無限遠点」へ再び反響していき、近い将来、再び絵画から他のジャンル、他の協働事業へと放射していくことを予期されることでしょう。
「カルテット 着陸と着水X 中西夏之」展が、・・・
ホームページ
http://kawamura-museum.dic.co.jp/
展覧会問合せ先
0120-498-130
会場住所
〒285-8505
千葉県佐倉市坂戸631
交通案内
京成佐倉駅南口、JR佐倉駅南口から無料送迎バス
千葉県佐倉市坂戸631
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