タイトル等
ランス美術館展
19世紀フランス美術の精華
会場
奈良県立美術館
会期
2004-04-10~2004-07-19
休催日
月曜日 ※5月3日(月)、7月19日(月)は開館、5月6日(木)は休館
開催時間
午前9時から午後5時まで
(入館は午後4時30分まで)
※ただし金・土曜日は午後9時まで
(入館は午後8時30分まで)
観覧料
一般 1000(800)円
大・高生 700(500)円
中・小生 400(200)円
()内は前売りおよび20名以上の団体料金
主催者
奈良県立美術館/産経新聞社
概要
パリから150km東に位置するランス市は、歴代のフランス国王が戴冠式を挙行した古都として知られ、シャンパンの生産地として名高いシャンパーニュ地方の中心都市です。同市が誇るランス美術館は1795年に創立され、今日まで政府の支援や個人からの寄贈を受け、充実したコレクションを形成してきました。ドイツ・ルネサンスの巨匠クラナッハ親子による肖像画やコローの作品をはじめ、ルネサンスから近代に至る豊富な作品群でフランス屈指の美術館に数え上げられています。本展ではその中から同美術館の中核をなす19世紀フランス絵画を中心に美術工芸品約90点を紹介します。
ランス美術館の近代絵画は、主としてランス市を拠点としたシャンパン・セラーの経営者であったアンリ・ヴァニエ(1832-1907)によって収集されました。総数600点にものぼるコレクションは、当時の前衛作家達を世に送り出したパリの画商や定期的に開催される展覧会を通じて購入され、ロマン主義、写実主義、バルビゾン派、印象派、象徴主義といった19世紀フランス絵画史の主要な動向を示す作品とともに、美術の枠組みを超えて活躍した画家たちの作品も含まれており、同時代の美術界の様相や愛好家たちの嗜好を色濃く反映した内容となっています。
また今展覧会では、これらの絵画コレクションに加え、エミール・ガレの家具・ガラス器、ヴァニエのビジネス・パートナーであったジャンヌ=アレクサンドリーヌ・ポメリー(1819-1890)の陶器コレクションや写真資料などもあわせて展示します。コロー、モネ、ルノワール等による優品の数々をご鑑賞いただくと同時に、コレクターの眼で選び抜かれた様々な美術作品を通して、19世紀フランス美術史の多様性と新たな側面を探る機会となれば幸いです。

ホームページ
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-11842.htm
展覧会問合せ先
Tel:0742-23-3968 テレフォンサービス:0742-23-1700
会場住所
〒630-8213
奈良県奈良市登大路町10-6
交通案内
近鉄奈良駅①番出口から徒歩5分
JR奈良駅から奈良交通バス「県庁前」下車、すぐ
ホームページ
https://www.pref.nara.jp/11842.htm
奈良県奈良市登大路町10-6
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