大野浩志の90年代の作品を展示します。
大野浩志といえば木にプルシャンブルー(油彩)を、繰り返し塗り重る手法で作品を制作し続ける作家として知られています。『Since1990』以降、その行為とも呼べる制作は30年以上続いているわけですが、ここで一度改めてそれらの作品、あるいはその当時の作品の展示をお願いしました。 CASでは同時に「さかぎしよしおう90年代作品展」も開催します。両作家の90年代の作品を同時にご覧いただくことで、30年の時の変化が我々に何をもたらしたのか、あるいは欠落したものは何なのかを感じていただければと思います。