タイトル等
生誕110年 香月泰男展
生きることは、私には絵を描くことでしかない。
会場
宮城県美術館
本館2階展示室
会期
2021-07-03~2021-09-05
※新型コロナウイル感染拡大防止の観点から、本展および関連イベントの予定や内容に変更が生じることがあります。その場合は当館ウェブサイトなどを通じて随時お知らせいたします。
休催日
月曜日(ただし8月9日は開館)、8月10日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(発券は午後4時30分まで)
観覧料
一般 1,000円(800円) 学生 800円(600円) 小中高生 500円(350円)
*( )内は20名以上の団体料金
[リピーター割引]
本展観覧済みのチケットを当館受付に提示いただくと、「香月泰男展」を当日料金の100円引きの金額で観覧できます。他の割引との併用はできません。
主催者
宮城県美術館、河北新報社
協賛・協力等
後援:仙台市教育委員会、NHK仙台放送局、tbc東北放送、仙台放送、ミヤギテレビ、KHB東日本放送、エフエム仙台
監修:山口県立美術館、香月泰男美術館
企画協力:一般社団法人インディペンデント
概要
山口県三隅村(現・長門市)に生まれた香月泰男(1911-1974)は、東京美術学校で学び、国画会から画壇に出ました。澄んだ色彩と独特の叙情性をもつ絵画が注目され始めた矢先、召集を受けて満州へ従軍します。敗戦後にシベリア抑留に遭った香月は、多くの戦友を失った過酷な環境を生き延び、1947年に復員しました。
復員後の香月は、故郷を離れることなく、戦争と抑留の体験を元にした「シベリア・シリーズ」に取り組み、亡くなるまでに57点を描き上げました。黒と黄褐色の重厚な画面に刻まれた、極限状態の苦痛、鎮魂と望郷の思い、厳しくも鮮烈な自然の美しさは、今なお深い衝撃と感動をもたらしてやみません。
本展覧会は、東北に「シベリア・シリーズ」全点が揃う初めての機会となります。香月の体験順に沿って紹介されるのが一般的ですが、実は制作の順序は全く異なります。今回は物語を解体し、他の作品と併せて制作順に展覧することで、シリーズの位置づけを再検証します。また、詩情豊かな初期作品や、身近なモティーフを愛情込めて描いた作品など、「シベリアの画家」に留まらない香月の多彩な魅力を紹介し、その造形とメッセージの本質に迫ります。
イベント情報
講演会「香月泰男とシベリア・シリーズ」
講師:萬屋健司(山口県立美術館学芸員)
日時:7月3日(土)午後2時~(90分程度、開場は午後1時30分)
会場:講堂
定員:150名 *先着順(聴講無料)午後1時より、講堂前にて整理券を配布します。

学芸員による展示解説
日時:7月18(日)、8月9日(月・祝)、8月29日(日)
いずれも午後2時~(1時間程度、開場は午後1時30分)
会場:講堂
定員:150名 *先着順(聴講無料)
展示替え情報
※会期中に一部作品の展示替えを行います。
ホームページ
https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20210703-s01-01.html
会場住所
〒980-0861
宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
交通案内
>> 【公共交通機関をご利用の場合】
■ 地下鉄
仙台市営地下鉄 東西線
「国際センター駅」 西1出口から北へ 徒歩7分、
「川内」駅 北1出口から東へ 徒歩7分。

■ 路線バス
仙台駅西口バスプール15番乗り場より
730系統:市営バス川内営業所前行
739系統:(広瀬通経由)交通公園循環
のいずれかに乗車、「二高・宮城県美術館前」下車徒歩3分。
(仙台駅より所要約15分)

■ るーぷる仙台
仙台市内の観光スポットを結ぶ循環型バスです。
当館の最寄りには 「国際センター駅・宮城県美術館前」と「二高・宮城県美術館前」の2度停車します。

>> 高速道路をご利用の場合
東北自動車道・仙台宮城I.C.より仙台方面(仙台西道路)に入り、仙台城跡方面を経由して美術館へ。 I.C.より約15分。
ホームページ
https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/
宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
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