タイトル等
常設展
2021年度 第4期常設展
常設展示室1 キュレたま2021企画 現象~移ろう世界~
常設展示室2 讃岐彫の美
会場
高松市美術館
1階常設展示室
会期
2022-01-05~2022-03-27
(ただし、常設展1室は3月12日(土曜日)から27日(日曜日)は「第39回日本伝統漆芸展」を開催。)
休催日
月曜日
(ただし、1月10日(月曜日・祝日)と3月21日(月曜日・祝日)は開館、1月11日(火曜日)と3月22日(火曜日)は休館)
3月10日(木曜日)、11日(金曜日)は展示替えのため休室。
開催時間
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間2月11日から3月21日の金曜日・土曜日は、午後7時まで)
観覧料
【一般】 200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
(注釈1)( )内は20名以上の団体料金
(注釈2)身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料
(注釈3)高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は無料
(注釈4)共通定期観覧券
共通定期観覧券をご利用になると、高松市美術館及び高松市塩江美術館主催の展覧会を、購入日から1年間何度でも鑑賞できます。
令和2年5月5日から令和3年5月3日(臨時休館の前日)までに「共通定期観覧券」を購入した方は、有効期間が延長されます。
販売場所:高松市美術館1階受付及び高松市塩江美術館
販売価格:1枚3,000円(65歳以上 1枚1,500円)
※持参されたご本人のみ有効です。
※他の割引との併用はできません。
※ご購入の際、65歳以上の方は、長寿手帳等、年齢が確認できるものをお持ちください。
主催者
高松市美術館
概要
常設展示室1 キュレたま2021企画 現象~移ろう世界~
目に見えていなかったものが姿を現したり、形を変えたり、また消えていったり…。世の中には常に様々な現象が起こり、それらはしばしばアート作品のモチーフにもなっています。
本展は、2021年の春に公募によって集まった中学・高校生で構成されるキュレーターのたまご(略してキュレたま)の企画による展覧会です。全5回のプログラムを通して、美術館の役割やキュレーターの仕事、美術作品への理解を深めながら話し合いを重ね、「現象」という視点から出品作品を選定して展覧会を構成しました。
野村 仁の《ドライアイス》は時間とともに変化するドライアイスを記録した作品で、作者はそのなかに現象全体を貫く必然的な力のようなものを感じるといいます。また、柳原 睦夫《積木の空〈1〉》も空に現れた雲を捉えた彫刻作品です。さらに、動物の骨を用いた小野 耕石や橋本 雅也の作品には、物質の形の変化を見るとともに、生き物の体の変化、さらに命の移ろいも感じ取ることができるでしょう。
それぞれの作品に表現された現象に焦点を当てて作品をご覧いただくとともに、本展ではキュレたまのメンバーたちが用意した鑑賞者の皆さんへの問いかけも併せてお楽しみください。

常設展示室2 讃岐彫の美
江戸時代末期に活躍した讃岐漆芸の祖・玉楮 象谷(たまかじ ぞうこく)(1806-1869)は素朴な木彫をはじめ、堆朱(ついしゅ)や堆黒(ついこく)(朱色や黒の漆を何層も塗り重ねてから文様を彫り出す手法)などの彫漆(ちょうしつ)技法を考案し、それらは「讃岐彫(狭貫彫)」と呼ばれました。その後、明治40(1907)年頃に讃岐彫を中心にした漆器を製造・販売する「百花園(ひゃっかえん)」が開店し、石井 磬堂(
いしい けいどう)(1877-1944)や高橋 皖山(たかはし かんざん)(1883-1942)、佐々 竹僊(ささ ちくせん)(1898-1932)ら名工たちが集い、讃岐彫の拠点となりました。なかでも磬堂と皖山は彫りの双璧と称されたというほど、高い技術で多くの作品を生み出しました。優れた彫りの技はさらに後の世代にも受け継がれ、磬堂の弟子の音丸 耕堂(おとまる こうどう)(1898-1997)は1955年に「彫漆」の技法で重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定されました。
本展では、象谷の作品から、磬堂や皖山の超絶技巧とも呼べる高い技術を駆使した作品を中心に、新しく開発された色漆いろうるしを用いた耕堂の華やかな作品まで、精緻な彫りが生み出す美しさをご覧いただきます。
イベント情報
ギャラリートーク
開催日時:2022年1月8日(土曜日)午後2時~
会場:1階常設展示室
聴講料:無料(ただし観覧券は必要です)
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibitions_2021/permanents_2021/da_20220105.html
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
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