本展は富弘美術館開館30周年を記念して開催するものです。
星野富弘は、詩画という独自の作品の世界を生み出し、49年過ぎた現在も詩画作家として活躍しています。この間、作品には明確な何度かの変化が生じています。本展では、変化の要因のひとつと考えられる作品が生まれた時の星野自身や周辺の様子などが分かる資料をピックアップし、作品の変遷をたどります。
内容を「詩画が誕生するまで」、「初期作品」、「1980年~1993年」、「1994年~2010年」、「2011年~現在」の5つに分類し変化をたどります。最終章に「詩画の可能性」を設け、音楽や朗読など詩画以外の芸術分野との結びつきによる、新たな世界への誘いを紹介し、富弘作品以外の詩画にも触れ、詩画の可能性を探ります。
星野富弘のこれまでの創作活動を振り返り、見つめ直し、新たなる作家像と詩画の可能性を見いだすことを目的としています。ぜひ、この機会にご覧ください。