『繁』Hann
家の近くに小さな公園があります。その公園は遊具など何も無く、雑草だけが季節により姿を変えています。夏は昨今の暑さに耐えられる雑草や木々が生茂り、地面を覆います。年に2~3回役所の人が雑草を丸坊主に刈っていき地面が見えるようになりベンチがあった事が分かります。その公園に人がいたのを見た事がありません。
何年もその繰り返しです。
刈っても刈っても草木は伸びてきて縦に横に広がっていきます。
その生命力の強さが、光のエネルギーを取り込み、私たちの生命を維持してくれる酸素を作っているかと思うと感謝です。
地球温暖化で動植物の分布も変化し、環境にあった生命が繁栄し、そうでないものは淘汰されていく。繁るものの影には消えて行くものもあるのでしょう。