20世紀のドイツ美術の魅力を,巨匠から現代作家まで約150点でご紹介 !
徳島県文化の森総合公園と県立近代美術館は平成2年11月3日にオープンし,今年で30周年を迎えました。これを記念して,20世紀のドイツ美術をテーマにした展覧会を開催します。
徳島県は,第一次世界大戦下の板東俘虜収容所におけるドイツ人捕虜と住民との交流を端緒としてドイツとの交流の歴史を深めてきました。
それにちなんで,本展では,ドイツ人捕虜が制作したイベントプログラムやそれに影響を与えた当時のヨーロッパの美術をはじめ,20世紀にドイツで活躍し国際的にも注目されたクレー,カンディンスキー,エルンストらから現代の作家まで,当館を始め国内美術館の所蔵作品によってドイツの美術の魅力をご紹介します。
また,徳島県と友好交流提携関係にあるドイツ,ニーダーザクセン州にあるシュプレンゲル美術館との鑑賞教育プログラムの交流成果を紹介します。