タイトル等
2020年度 第2期常設展
会場
高松市美術館
1階常設展示室
会期
2020-06-27~2020-09-22
休催日
月曜日
(ただし、8月10日(月曜日・祝日)・9月21日(月曜日・祝日)開館、8月11日(火曜日)休館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間9月12日~9月22日の金曜日・土曜日は、午後7時まで)
観覧料
【一般】 200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
※高松市キャンパスメンバー制度に加盟する大学の学生は、学生証提示で観覧料免除
※共通定期観覧券
共通定期観覧券をご利用になると、高松市美術館及び高松市塩江美術館主催の展覧会を、購入日から1年間何度でも鑑賞できます。
販売場所:高松市美術館1階受付及び高松市塩江美術館
販売価格:1枚3,000円(65歳以上 1枚1,500円)
※持参されたご本人のみ有効です。
※他の割引との併用はできません。
※ご購入の際、65歳以上の方は、長寿手帳等、年齢が確認できるものをお持ちください。
主催者
高松市美術館
概要
〔常設展示室1〕 New Collection~現代アート編~
高松市美術館の「戦後日本の現代美術」コレクションは、その質・量ともに日本屈指のものといえます。昨年度は、これまでに自主開催した展覧会とゆかりのある作品を多く収蔵することができました。
田淵太郎(1977年香川県生)は2019年春に、コレクションをゲスト作家の作品と共に展示する「高松市美術館コレクション+(プラス)」において、八木一夫など名だたる現代陶芸家の作品と自作の白磁とを組み合わせて紹介しました。宮永愛子(1974年京都府生)は、2019年夏に個展「宮永愛子:漕法」で瀬戸内の景色やそこで暮らしてきた人々が積み重ねた時間をテーマに数々のインスタレーションを展開しました。大西伸明(1972年岡山県生)や照沼敦朗(1983年千葉県生)は、独自性・将来性のある作家を発掘・紹介するグループ展「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」で、2014年春と2019年秋にそれぞれ紹介した作家です。
展覧会とともに新たな価値の創造に挑んだ作品たちは、高松市美術館コレクションに多様性と豊かさをもたらしてくれるでしょう。
今後一層の活躍が期待される4作家による作品11点をお楽しみください。

〔常設展示室2〕 New Collection~漆芸編~
香川の漆芸(讃岐漆芸)は、江戸末期に玉楮象谷(たまかじぞうこく)(1806-69)が、中国伝来の「存清(ぞんせい)」「彫漆(ちょうしつ)」、中国南方・東南アジア伝来といわれる「蒟醤(きんま)」という三技法に着目し、日本独自の技法へと発展、確立させたものです。
象谷の死後は、石井磬堂(いしいけいどう)(1877-1944)、高橋睆山(たかはしかんざん)(1883-1942)、鎌田稼堂(かまだかどう)(1896-1957)らが木彫りに彩漆を施す「讃岐彫り」の名手として活躍するなど、讃岐漆芸の隆盛に貢献しました。大正時代に入ると、磬堂の内弟子であった音丸耕堂(おとまるこうどう)(1898-1997)が当時最新素材であった工業用塗料を取り入れることにより漆による色彩の表現領域を格段に広げ、大胆な意匠の作品を生み出します。
玉楮象谷を祖とする讃岐漆芸は、石井磬堂や音丸耕堂、さらには耕堂の弟子である岡部敬象(おかべけいしょう)(1912-94)や北岡省三(きたおかしょうぞう)(1949-)といった後世の漆芸家が、伝統を継承しながらも革新的な技術やデザインを生み出すことで独自に発展してきました。
高松市美術館は昨年度、個人所蔵家のご厚意により、讃岐漆芸作品とその研究に寄与すると考えられる周辺地域の漆芸作品の寄贈を受けました。優れた審美眼により収集された19作家による漆芸作品42点をお楽しみください。
イベント情報
ギャラリートーク
開催日時:2020年9月5日(土曜日)午後2時~
会場:1階常設展示室
聴講料:無料(ただし観覧券は必要です)
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibitions_2020/permanents_2020/da_2020_02.html
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
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