タイトル等
戸方庵井上コレクションを愉しむ
群馬県立女子大学芸術学研究室による8つの視点
会場
群馬県立近代美術館
会期
2003-11-15~2003-12-14
休催日
月曜日(11月24日を除く)、11月25日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般300(240)円、大学・高校生150(120)円
*( )内は20名以上の団体割引料金
*中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
主催者
群馬県立近代美術館
概要
群馬県立近代美術館所蔵の戸方庵井上コレクションは、故井上房一郎氏(1898-1993)により寄贈された日本・中国の古美術コレクションです。生涯を通じて群馬県の文化振興に大きく貢献し、ブルーノ・タウトを高崎で援助したことでも知られる井上氏は、美術館への寄贈を念頭に、日本美術の歴史をたどる系統的な作品収集を行いました。中世・近世の日本美術に影響を与えた宋・元・明時代の中国絵画にはじまり、室町水墨画、江戸時代の琳派、狩野派、写生派の作品、さらに肉筆浮世絵、文人画、書を含む計229点のコレクションは、井上氏の透徹した審美眼によって、時代と分野を横断した多彩で幅広い内容となっています。また、現在、住友財団の助成と文化庁の補助を受けて修復中の伝蛇足作《山水図》対幅など、国の重要文化財が含まれることも特筆すべきことでしょう。
12年ぶりの全容公開となる本展では、主要作品約60点の展覧に加え、伝蛇足作品の修復過程もパネルでご報告します。さらに、初の試みとして、群馬県立女子大学と連携し、企画ならびに作品調査を同大の芸術学研究室の榊原悟教授とその学生たちと進め、その成果を会場内の8つのコーナーで発表します。美術館と大学という、美術史研究の2大拠点による共同企画・展示は、近年求められている地域の教育・文化施設間の連携の実践であるとともに、学究活動としても実りあるものとなるでしょう。
戸方庵井上コレクションは開館当初より所蔵品の礎として当館と歩みをともにしてきました。開館30周年を来年度にひかえ、本展が同コレクションの新たな魅力をお愉しみいただく機会となれば幸いです。
ホームページ
http://www.mmag.gsn.ed.jp/
展覧会問合せ先
027-346-5560
会場住所
〒370-1293
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
交通案内
[自動車]
■ 上信越自動車道の 「藤岡I.C.」高崎方面出口より出て、県道13号線を前橋方面に約10分。
■ 関越自動車道 「高崎玉村スマートI.C.」(ETCのみ)より出て高崎方面に向かい、県道13号線を藤岡方面に約8分。
■ 北関東自動車道 「前橋南I.C.」より県道13号線を藤岡方面に約15分。
■ 県立公園「群馬の森」の大駐車場をご利用ください(無料)。 大型バス複数台駐車可能。(要予約)
*公園閉園後の駐車場の利用はできません。
県立公園「群馬の森」 開園時間: 4月~9月:7時30分~18時30分 / 10月~3月:8時~17時30分

[タクシー]
■ JR 高崎駅東口より 約20分
■ JR 新町駅より 約10分

[電車・バス]
■ JR 高崎線・湘南新宿ライン または 上越・北陸新幹線で 高崎駅下車 (新幹線は東京駅より約60分)。
JR 高崎駅東口より、市内循環バスぐるりん 「群馬の森線」 9系統(約38分)、10系統(約26分)、または「岩鼻線」 15系統(約25分)で、いずれも「群馬の森」下車。(200円)
ホームページ
https://mmag.pref.gunma.jp
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
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