タイトル等
京都の日本画
―大正時代を中心にして―
会場
笠岡市立竹喬美術館
会期
2020-03-14~2020-05-10
休催日
毎週月曜日
※ただし、5月4日(月・祝)は開館し、5月7日(木)は休館します。
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般500(400)円
( )内は団体20名以上の団体料金。
※65歳以上の方は無料(年齢のわかるものをご提示ください)
※高校生以下は無料(学生証をご提示ください)
概要
1911年(明治44)3月、のちに革新的な日本画団体「国画創作協会」の創立にかかわり主要メンバーとなる5人が、京都市立絵画専門学校の第一期生として卒業する。小野竹橋(竹喬)、土田麦僊、村上華岳、榊原紫峰、入江波光の俊英である。これに国展創立会員となった野長瀬晩花を加えた6名は、1928年(昭和3)に国展が解散するまでの約18年間、京都の日本画の可能性を多彩に拡げていった。画一的な様式に収斂することなく、それぞれが虹のごとく異色の花々を咲き誇らせた。
近代の市民は、明治初期の偏重した欧化主義から徐々に開放され、日清・日露戦争の幸運な勝利を経て大正期にいたると、コスモポリタンとしての日本人の自意識に芽生える。美術においても、創造者たちは世界に伍する芸術が形成できるという矜持を抱きはじめる。このいわば楽天的な勘違いが、国展創立という大胆な行為を、竹喬たちに決意させたといえる。
このたびの展覧会では、国展にかかわった画家たちを中心に、大正時代の京都に花開いた個性の花々の魅力を、新収蔵の作品を含めた約60点により紹介したい。
竹喬たちは新鮮な創造の前で、絶えず不安と焦燥にさいなまれていたであろう。それを突き抜けたところで生れたのが、国展の作品群であったと思われる。その足跡を改めてたどってみたい。
イベント情報
■講座「小野竹喬と国画創作協会」
柴田就平(当館学芸員) 4月12日(日)13:30~15:00
笠岡市立竹喬美術館視聴覚室(要申込)

■学芸員によるギャラリートーク
3月22日(日)、5月3日(日) 13:30~14:30
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/26075.html
会場住所
〒714-0087
岡山県笠岡市六番町1-17
交通案内
山陽自動車道 笠岡I.C.から 15分

JR山陽本線 笠岡駅から
・タクシー 5分

・徒歩 25分

・笠岡駅前4番のりば
神島(こうのしま)循環 / 乗時(のりとき)行き / 美の浜(みのはま)行き
「市民会館・竹喬美術館前」下車すぐ
所用5分・150円
ホームページ
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
岡山県笠岡市六番町1-17
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