タイトル等
企画展4
上田 薫
会場
埼玉県立近代美術館
会期
2020-11-14~2021-01-11
休催日
月曜日(11月23日、1月11日は開館)および12月28日-1月5日
開催時間
10:00~17:30
(展示室への入場は17:00まで)
観覧料
一般1100円(880円)/大高生880円(710円)
・( )内は20名以上の団体料金
・中学生以下と障害者手帳をご提示の方(付き添い1名を含む)は無料です。 ・併せてMOMASコレクション(1階展示室)もご覧いただけます。
主催者
埼玉県立近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛|ライオン、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
協力|上田 薫 企画協力|名古屋画廊 広報協力|JR東日本大宮支社、FM NACK5
概要
上田薫(1928-)は、写真を使って対象を精巧に描き出す画家です。殻からつるりと落ちてくる生玉子がリアルに描かれた彼の作品を、美術の教科書で見たことがある方も多いのではないでしょうか。
東京藝術大学で油彩を学び、主に抽象画を制作していた上田は、1956年に映画ポスターの国際コンクールで国際大賞を受賞したことをきっかけに、グラフィックデザインの世界へ足を踏み入れます。それからしばらく絵画制作から離れますが、1970年に、対象そのものだけを写実的に描く表現―本人曰く、制作に行き詰まったときに頭を空っぽにするための「クソリアリズム」― に目覚めます。以後上田は、ときにデザインの世界で学んだことを活かしながら、現実以上にリアルに見える作品を次々と生み出してきました。作品のモティーフの多くは、殻が割られた瞬間の生玉子、スプーンからこぼれ落ちそうなジャム、水の流れや空など、一瞬で姿を変えるものです。時間と空間とを切りとるその鮮烈な描写は、リアリズム絵画のなかに独自の位置を占めるものとして高く評価されています。
本展では、これまでまとまった形で紹介される機会の少なかった上田薫の歩みを、大学卒業後から現在までの作品約80点とともに紹介します。時間の流れ、空間のひろがり、そして何気ない日常を驚きに変える上田流「クソリアリズム」の世界を、ぜひ心ゆくまでお楽しみください。
イベント情報
当館ホームページをご覧ください。Https://pref.spec.ed.jp/momas/

[スライドトーク]
ご希望のグループにスライドを使って本展覧会の見どころをご案内します(予約制)。お問い合わせ・ご予約は教育・広報担当(問い合わせ先:048-824-0110)まで。
ホームページ
https://pref.spec.ed.jp/momas/ueda_kaoru
会場住所
〒330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
交通案内
■ JRをご利用の場合
JR京浜東北線 北浦和駅西口より 徒歩3分 (北浦和公園内)
JR東京駅、新宿駅から北浦和駅まで、それぞれ約35分

■ バスをご利用の場合
国際興業バス、西武バスとも 北浦和駅西口前下車 徒歩3分
ホームページ
https://pref.spec.ed.jp/momas/
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
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